夏のボーナス・投資するならこの「超本命6銘柄」に注目すればいい

好決算の企業と値上がりのキーワード
岩本 秀雄 プロフィール

例えば、中国の知的財産侵害に対する報復措置として、最初は大統領権限による強力な輸出制限を主張していたが、議会が権限強化を検討するCFIUS(対米外国投資委員会)という独立機関に対中投資制限の主導権を委ねることを6月27日に表明。

強硬姿勢から一歩後退、というスタンスを見せている。また、ムニューシン財務長官など政府内穏健派がナバロ大統領補佐官など対中強硬派に巻き返しを図っているとの観測もある。

 

そもそも、あまりに強硬な対中制裁は中国に進出している米国企業にダメージが大きくなり、貿易摩擦の激化は米国国民の負担増加に直結する。

「アメリカズ・ファースト(米国第一)政策はアメリカズ・ワースト(米国最悪)を招きかねない」(楽天証券経済研究所・香川睦チーフ・グローバル・ストラテジスト)ということを考えると、ずっと強硬策で突っ走っていくのもどうかと思うのが常識というものだが、果たしてそれがトランプ大統領に通じるかどうか……。

“トランプ砲”という不確定要因が多少なりとも小康状態になれば、サマー・ラリーはそれなりに期待できるのではないか。

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まず、7月相場の傾向をみよう。

過去10年間の成績は6勝4敗(前月に比べて高かった年が6回、安かった年が4回)と勝ち越しだった。

年間12カ月を通じては、12月のように8勝2敗と圧倒的に高くなる傾向のある月もあるが、逆に、8月のように3勝7敗と散々な結果を残している月もある。だから、上昇確率6割というのは一応、ベットしてもいい月ということになるだろう。

そして、「8月が来る前にうまく利食って、売り逃げておかなければならない」というのが、夏場におけるアノマリー(理屈では説明できないが、起こりやすいとされる経験則)面からの投資作戦ということになるだろう。

代表的な株価指標であるPER(株価収益率)でみると、日本株(日経平均株価)の予想PERは6月末現在で13.25倍。

2012年に始まったアベノミクス相場において、このPERは14~16倍が標準的だった。だから、「今の日本株は割安で有望」と多くの市場関係者が指摘する。