8月 1日 J・プリーストリーが酸素の単離に成功(1774年)

科学 今日はこんな日

地球のみなさん、こんにちは。毎度おなじみ、ブルーバックスのシンボルキャラクターです。今日も "サイエンス365days" のコーナーをお届けします。

"サイエンス365days" は、あの科学者が生まれた、あの現象が発見された、など科学に関する歴史的な出来事を紹介するコーナーです。

この日、イギリスの宗教家・化学者のジョセフ・プリーストリー(Joseph Priestley、1733-1804)が酸素の単離に成功しました。

プリーストリーは、酸化した水銀にレンズで集光した太陽光を当てることで得られる気体について、その中でろうそくの炎がよく燃えることや、ネズミが呼吸できることなどを確認しました。

当時、燃焼とはフロギストンと呼ばれるものを発生させる現象と考えられており、プリーストリーはこの気体はフロギストンをまったく含んでいない「脱フロギストン空気」であると考えました。これが歴史上初めての酸素の発見だったのです。

なお、プリーストリーはこの気体の性質を調べるために、自分自身でもこの気体を吸って「いい空気」であることを確認したのだとか。得体のしれないものを自分の体を使って実験するなんて、むかしのひとって大胆だったんですねえ。

【写真】再現されたプレストリーの実験器具再現されたプリーストリーの実験器具 photo by gettyimages