7月29日 パスカルがフェルマーに手紙を出す(1667年)

科学 今日はこんな日

地球のみなさん、こんにちは。毎度おなじみ、ブルーバックスのシンボルキャラクターです。今日も "サイエンス365days" のコーナーをお届けします。

"サイエンス365days" は、あの科学者が生まれた、あの現象が発見された、など科学に関する歴史的な出来事を紹介するコーナーです。

この日、フランスの哲学者ブレーズ・パスカル(Blaise Pascal、1623- 1662)が、数学者の(Pierre de Fermat、1607or1608-1665)に次のような問いを書いた手紙を出しました。

「2人が同じ金額を出しあって、先に3勝したほうが、掛け金を全額もらえるという賭けをしたが、一方が2勝1敗したところで、やむをえず勝負を中止することになった。このとき掛け金はどう配分するべきか?」

この問題は、パスカルが友人シュバリエ・ド・メレから相談されたもので、パスカルは数学者であるフェルマーに答えを求めたのですが、この手紙をきっかけにパスカルとフェルマーのあいだで往復書簡が始まり、現代の確率論につながる議論へと発展していったそうです。

もし、あなたがこの問題を聞かれたらどう答えますか?

【写真】パスカルとフェルマーの肖像画パスカル(左)とフェルマーの肖像画。ふたりは実際に会ったことは無いという photo by getttimages

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