7月28日 中国河北省の唐山で大地震が発生(1976年)

科学 今日はこんな日

地球のみなさん、こんにちは。毎度おなじみ、ブルーバックスのシンボルキャラクターです。今日も "サイエンス365days" のコーナーをお届けします。

"サイエンス365days" は、あの科学者が生まれた、あの現象が発見された、など科学に関する歴史的な出来事を紹介するコーナーです。

北京の南東約140キロメートルに位置する工業都市唐山(とうざん・タンシャン)において、現地時間の午前3時42分にマグニチュード7.8の大地震が発生。死者約24万人、負傷者80万人という空前の被害がもたらされました(唐山地震)。

地震の中心部であった唐山市は当時の人口約100万人のうち15万人近くが亡くなり、全建物の94%が倒壊するという壊滅的な打撃を受けました(唐山市外も含めた死亡者数は、公式記録では約25万人)。地震は、唐山市街地を北北東から南南西に走る断層(唐山断層)に沿って、大きな水平右ずれが発生したことによる、直下型地震ということです。

唐山市は大きな被害を受けましたが、中国全土から集められた専門家によって、復旧・復興の計画が立てられ、被害を受けやすい従来の密集型の大都市からの脱却をはかることにより、現在では環渤海経済圏の中心的な都市のひとつに成長しています。

先ほどの大阪北部の地震の被害も記憶に新しいことですが、常日頃から備えを怠らず、地震に対する正しい知識を身につけることが大切だといえますね。

【写真】被害を受けた唐山市被害を受けた当時の唐山市の様子 photo gettyimages

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