「事実婚って大変でしょ?」へのシンプルな答え~相続は?出産は?

「正しい家族像」って何ですか?
水谷 さるころ プロフィール

「病院問題」、実は・・・

お財布別で不動産も共有財産も無し。瞬間的な法律婚により、子どもの婚外子差別対策も大丈夫。ほかに考えられるデメリットは、主に医療機関でのことです。

私の身近なところでも、事実婚の方が意識不明で運ばれたときに妻が同意のサインをさせて貰えなかったという話を聞きました。(とはいえ、その方は同意ナシでも治療されて今は健康を取り戻しているのですが)

あー、やっぱり? 事実婚だと医療行為の同意はできないのか……。と思ったのですけれど、でもその根拠って何? と私が思ったのは事実婚でも骨髄ドナーのときに「家族の最終同意」にサインができたからです。

 

うちのパートナーは骨髄ドナーになったことがあります。

その時に「最終同意」をするとき、家族もサイン・捺印する必要があります。最終同意のときには弁護士さん、骨髄バンクのコーディネーターさん、説明の医師、本人、家族代表が全員揃って同意書にサインするのですが、それは問題なく事実婚でもできたわけです。

それは本人に意識があって「この人が家族の代表です」って保証してるから? 何が違うんだろうと思ってたのですが、調べてみたら…。医療行為の同意権は、そもそも本人にしか……ありませんでした!