「事実婚って大変でしょ?」へのシンプルな答え~相続は?出産は?

「正しい家族像」って何ですか?
水谷 さるころ プロフィール

財産以外に法律婚のメリットは?

お財布は別、お互いの信頼関係で協力し合う。というのが我々の「結婚の決まり」です。完全にお財布別だと法律婚のメリットはあまりありません。

共有財産がないので、パートナーに相続する財産は無しと考えています。夫は前妻との間に2人子どもがいます。私は夫との間に1人。夫は3人実子がいて、わたしは1人。「相続はそれぞれ子どもが分ければよい」という考え方です。

 

それにしても死後処理にお金がかかるわけで、それはじゃあ誰が負担するのかというと、お互いに掛け捨ての安価な共済に加入しており、受取人に設定しています(事実婚でも受取人になれます)。大きな金額ではないですが、死亡保険金もありますので、お葬式などの対応はそこからしようという約束になっています。

現在では嫡出子と非嫡出子の間に相続できる財産に差が出る「婚外子差別」はなくなり、事実婚のまま出産しても、我が子と前妻の子らと夫の相続に差はありません。しかし嫡出子がいる以上はいつか法などが変わり差が出る可能性が0とは言えません。出産につき、法律婚したのには「子どもの姓を夫と同じにするため」なのが主な理由ですが、「念のため嫡出子にしておこう」ということもありました。

『目指せ!ツーオペ育児 ふたりで親になるわけで』より©水谷さるころ