46歳「未婚で子ナシ」が二階幹事長にはっきり言いたいこと

産まない女が幸せ感じたら罪ですか?
長谷川 あや プロフィール

友人同士でもデリケートな問題

結婚、妊娠、出産に関する問題はとてもデリケートで、友人同士の間でさえ、発言に気をつかう。調査会社を使ってリサーチしたわけでも、アンケートを取ったわけでもなく、あくまでも私の感触だが、結婚や子どもを持つことを幸せの尺度にしている人は、年齢、性別を問わずとても多い。なぜ結婚しないのか、子どもを産む気はないのか。これまで、年齢、性別問わず、いろいろな人にそんな趣旨の質問をされた。

悪気があるわけではないのだ(多分)。多くの人が「幸せ」と考えていることに、興味がなさそうにしていることが不思議なのだと思う。まだ血気盛んだった若い頃は、大人げなく、「セックスと料理を含め、家事が嫌いなの。セックスと家事が一切ない結婚だったらしてみたいわ」と言わなくてもいい本音を言い、相手を黙らせてみたりもした。

 

ただ、何度も同じ質問をされ、何度も同じ答えをするうちに、いちいち真面目に答えるのが面倒くさくなっていき、やがて「なんでだろうね」と質問に質問で答えるようになる。そして面白いことに、30代後半くらいから一切、聞かれなくなった。このくらいの年齢になると、「私にそんなこと聞いたらダメですよオーラ」でも出ているのだろうか。清々した。年齢を重ねるのも悪くない。

根本的な話になってしまうが、何に幸せを感じるかは人それぞれだ。価値観だって違う。たとえば直近の例でいえば、私はサッカーのワールドカップで日本代表が勝とうが負けようが心底どうでもいいのだが、誰もが日本代表を応援していることを前提に話しかけてくる視野の狭い人に辟易としている。

盛り上がるのは素晴らしいことだし、選手もがんばっていて素晴らしいが、誰もがワールドカップ日本代表を熱中して応援している前提はやめてほしい Photo by Getty Images

もっとどうでもいい話になると、私は(食べ物の)エビが嫌いだが、そのことに対し、「人生損してるね」と言われたことが何度かある。なぜ他人に私の人生の損得を判断されなければならないのか。しかもエビごときで!