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銀座のクラブママたちが焦りに焦った「怪文書騒動」の深層

銀座社交料飲協会が刑事告訴

クラブ、バーなど約1700店舗が加盟

東京・銀座は、今も昔も日本を代表する社交場である。酒と軽い食事が供され、その場を和ませ、潤滑油ともなるママやホステスがいて、男たちの親交は深まり、商談が進み、経済社会に貢献する。

優先されるのは信用である。肩書きはあるに超したことはないが、それ以上に所作の美しさ、会話の楽しさ、カネ払いの良さが求められ、その信用が銀座ではものをいい、現金もカードもなしに遊ぶことができる。

洗練と信用は、店の側にも要求され、他の地の数倍は高い料金設定は、客を癒やし、和ませ、楽しませることができるという自負である。それだけに、情けなく貧乏くさい出来事は、銀座の看板と自負を汚す。

5月中旬以降、銀座をそんな騒動が襲った。

騒動の元となったのは、ネットとスマホの時代にもかかわらず、怪文書である。銀座のバー・クラブなど約1700店舗が加盟する銀座社交料飲協会(GSK)の封筒を使い、ほぼ全会員と関係する諸官庁に郵送された。

 

GSKは、大正14年5月、銀座衛生協会として発足したバー・クラブ・スナック・キャバレーなどの社交組合。保健衛生上の問題を共同で解決する親睦会としてのスタートだったが、やがて官公庁とのパイプ役となり、さらにクレジットカードの契約代行を行う(株)銀座カードサービスを100%出資で設立。利便性を向上させたことで、さらにGSKと会員との関係は深まった。

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