サメの知られざる「8つの潜在能力」~川にいたり、400年も生きたり

実はすんごい生き物なんです
沼口 麻子, はな プロフィール

はな そのほかに、サメはなにか特殊な能力はあるんですか?

沼口 サメには「第六感」があると言われています。「第六感」って、なんのことかと言うと、サメの顔には、ニキビ跡のようなプチプチした小さな孔がたくさん開いているんです。

鼻の周りにはプチプチした孔がある(Photo by iStock)

サメはこの「プチプチした孔」で生物が発する微弱な電流を感じ取り、獲物を捕らえているんです。これが発見されたのは18世紀。ステファノ・ロレンチーニさんというイタリアの医師であり生物学者の方が見つけ、その名を取って「ロレンチーニ瓶」と言われています。

たとえば砂の中にカニがいたとします。彼らは砂に潜っているから私たちは目視はできず、カニがどこにいるかわかりません。

でもサメはそのカニが発する僅かな生物電流を感じて、「あっ、エサがある」とわかるんです。それで砂の中にいるカニをパクッと食べることができちゃうんですよ。

はな サメはどんな小さな生き物の電流でも感じ取ってしまうんですか?

沼口 どんな生き物も生きていると、筋肉から微弱な電流が流れているので、サメには感じ取れるみたいですよ。

はな ほんとに、センシティブな生き物なんですね。

沼口 解剖すると脳味噌の真ん中が小さくて、目や鼻に通じる神経が太いです。

第3回につづく>