名医たちはこんな「健康食品」「サプリ」を使っていた

実際に飲んでいる商品を全公開!
週刊現代 プロフィール

脳梗塞予防で10年間服用中

これからの暑い季節、水分不足で起こりがちな脳梗塞や心筋梗塞を避けるために、血液はサラサラに保っておきたい。納豆菌由来のナットウキナーゼには、血流をサラサラにする効果がある。

帯津三敬病院名誉院長の帯津良一氏が話す。

「江戸時代に貝原益軒が著した『養生訓』に、〈人生の幸せは後半にあり〉という内容が書かれています。幸せに後半生を過ごすための条件は、①生活費、②健康、③生きがい、と考えます。

そのためには、後遺症が残るような脳梗塞だけは防ぎたいと、10年前から服用しているのが、エヌケイシーピー(大和薬品)です。

主成分である精製ナットウ菌培養物(NKCP)には豊富にナットウキナーゼが含まれ、血液をサラサラにする効果があり、脳梗塞の予防になります」

他にも、ナットウキナーゼを含んだ商品に、ナチュラルスーパーキナーゼⅡ(日本生物科学研究所)がある。両方とも、納豆特有の臭いやネバネバがなく、納豆が苦手な人も手軽に摂取できる。

Photo by iStock

DHA(ドコサヘキサエン酸)やEPA(エイコサペンタエン酸)も、血液をサラサラにするサプリとしてポピュラーだ。

これらはマグロやサバ、イワシなどの青魚に多く含まれている脂質で、必須脂肪酸に分類され、とりわけ血管の健康維持に有効な働きがある。

「DHAとEPAは血中コレステロール値や中性脂肪値を下げる効果があり、血流を良くしてくれます。私が飲んでいるのは、両方の成分を含んだコスモDHA500(ダイトー水産)です」(前出・福田氏)

DHAやEPAが多く含まれているサプリは他にも、大正DHA・EPA(大正製薬)やきなり(さくらの森)などがある。血流が気になる人はチェックしよう。

 

ただし、健康食品やサプリを摂るにあたっては注意も必要だ。

「気をつけなければいけないのは、サプリのなかには、宣伝だけ派手で、ほとんど効果がないものが多いということ。

たとえば、免疫力をアップさせ、がんに効果があると宣伝されている『フコイダン』は、健康食品としてはいいのでしょうが、がんには効きません」(福田氏)

また、虎の門中村康宏クリニック院長の中村康宏氏はこう話す。

「サプリメントは正しい使い方をすれば、様々な効果が期待できます。とくに食事で摂るよりも、必要な栄養素を効率的に取り入れることができるのは大きなメリットでしょう。

ただ、使い方を間違うと効果がないばかりか、思わぬ副作用が出ることもあるので注意が必要です。

たとえば、ビタミンAの過剰摂取を続けると、頭痛や肝障害、骨が脆くなるといった副作用があります。また、鉄の摂り過ぎは吐き気を催したり、肝臓などの臓器障害を引き起こしたりすることも知られています」