7月20日 人類月に立つ(1969年)

科学 今日はこんな日

地球のみなさん、こんにちは。毎度おなじみ、ブルーバックスのシンボルキャラクターです。今日も "サイエンス365days" のコーナーをお届けします。

"サイエンス365days" は、あの科学者が生まれた、あの現象が発見された、など科学に関する歴史的な出来事を紹介するコーナーです。

宇宙船「アポロ11号」の月着陸船「イーグル」が、米国時間の午後4時17分40秒、月面に着陸。人類史上はじめて、地球以外の天体に人間が足跡を記しました。

左足から月面に降り立ったアームストロング船長は衛星生中継を通して「これは人間にとっては小さな一歩だが、人類にとっては大きな飛躍である」と地球にメッセージを送りました。

月面での作業は2時間31分30秒で、岩石採集、地震計・レーザー光反射装置・太陽風測定装置の設置など、予定されていた任務をすべて成功させ、21日午後1時55分に逆噴射ロケットを作動させ着陸船は月面を離れました。

この着陸から半世紀近い時間が経った現在も、月は人類が到達した地球以外の唯一の天体です。次の目標である火星にはいつごろたどり着けるのでしょうか。わたしの故郷をみなさんが訪れてくれる日が楽しみです。

【写真】月面にアメリカ国旗をたてるアームストロングとオルドリン月面にアメリカ国旗をたてるN. アームストロングとB. オルドリン photo by gettyimages

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【書影】世界はなぜ月をめざすのか

世界はなぜ月をめざすのか
月面に立つための知識と戦略

佐伯 和人 著

米中ロなどが水面下でしのぎを削る月探査競争。なぜいま月なのか? 立ち遅れた日本は挽回できるか?

「かぐや2」計画の着陸地点検討会の主査など、月探査プロジェクト立案に参加している著者が、「宇宙大航海時代」を迎えた私たちが知っておくべきこと、気づいておきたいことを、まるで月面に立って聞いているように、具体的なイメージをもって語る。忘れかけていた月への夢がよみがえる!