絶景スポット「ママエフ・クルガン」から見下ろすヴォルガグラード・アリーナ(撮影はすべて竹田聡一郎)

日本代表とサポーターを待ち受ける「猛暑と羽虫」の脅威

放浪系ライターのロシアレポート第4弾
「半端ない」くんや、「セクシーフットボール」野郎の活躍で、引き分けなら決勝トーナメント進出ということろまでたどり着いた日本代表。決戦となるポーランド戦の舞台は、第二次大戦の激戦地として有名な工業都市、ヴォルゴグラードだ。ロシア民謡「ヴォルガの舟歌」で有名なヴォルガ川河畔の街らしいが、そこには、ポーランドのエース・レヴァンドフスキ以上の難敵が待っているようだ。(通貨₽はすべてルーブル=1₽=1.8円/2018年6月現在)

ヴォルゴグラードはとにかく暑い!

1勝1分のグループ1位タイで最終戦を迎えることになった西野ジャパン。開幕前の注目度や期待から言えば大健闘だろう。

6月28日、運命のポーランド戦の舞台となるヴォルゴグラードだが、とにかく暑い。

 

初戦のコロンビア戦(サランスク)は現地時間で15時キックオフで27度、続くセネガル戦(エカテリンブルグ)は20時キックオフで25度と、それぞれ公式発表がされている。それでも十分、気温は高いのだが、このヴォルゴグラードは、エカテリンブルグから約900kmほど南に位置する。

45000人収容のヴォルゴグラード・アリーナ
ドゥルジュビ・ヴォルゴグラード=バク公園にアリーナまでの遊歩道が設置されている

両都市では22時近くまで沈む気配のなかった太陽が、ヴォルゴグラードでは夕方(といっても20時前後だが)になるとあっさり西の空を染めるが、そんなの無関係に暑い。僕は5日間、滞在したが、連日午前9時過ぎには気温は30度を超え、20時前後までそのまま30度台をキープした。ポーランド戦は17時キックオフなので、おそらくピッチは30度超えの灼熱だろう。これまでの2戦はいずれも走行距離で相手を上回っていたが、果たして……。

ファンゾーンはヴォルガ川沿いのポビェディ公園内に設置された

そして、おそらくその暑さと関係しているのだが、羽虫がそこらを飛び回っている。ヴォルゴグラードの開幕カードとなった6月18日のイングランドvs.チュニジアの中継でもかなり映っていたが、リンガードもケインも手で鬱陶しそうに払っていた。おそらくポーランド戦でも同じ状況になる。暑さと羽虫、何か対策はあるのだろうか。