7月16日 人類初の原爆実験(1945年)

科学 今日はこんな日

地球のみなさん、こんにちは。毎度おなじみ、ブルーバックスのシンボルキャラクターです。今日も "サイエンス365days" のコーナーをお届けします。

"サイエンス365days" は、あの科学者が生まれた、あの現象が発見された、など科学に関する歴史的な出来事を紹介するコーナーです。

「マンハッタン計画」としてひそかに開発が進められてきた原子爆弾の爆発実験が、ニューメキシコ州アラモゴード西方の砂漠にある、ホワイトサンズ性能試験場(現・ホワイトサンズ・ミサイル実験場)内のトリニティ・サイトで行われました(トリニティ実験)。

午後5時30分に起爆されたプルトニウム爆弾は、太陽のような強烈な光を放ち、巨大なキノコ雲をつくりだしました。この時の実験で使用されたのは、爆縮型プルトニウム原子爆弾でした。このプロジェクトに要した費用は20億ドルとされています。

この実験からひと月も経たずに、ウラン型原爆が広島に、そしてこの「トリニティ実験」で使われた同型のプルトニウム型原爆(〈ファットマン〉)が長崎に落とされることになったのです。

【写真】実験であがった火の玉実験であがった火の玉。ニューメキシコ州ロスアラモス国立研究所のブラッドベリー科学館にある展示写真 photo by gettyimages