「サメと泳ぐ」は危険じゃない?シャークジャーナリストがやってみた

果たしてその結果は…
沼口 麻子, はな プロフィール

はな サメと泳ぐって言っても、一般の感覚でいうと、危険じゃないのかなって思うんですけど、危険な目にあったことはないんですか?

沼口 サメに襲われたことはまったくないです。だから人を見たら襲うっていう認識はないですね。

はな サメも人を選んでいるんじゃないですか? 沼口さんは良い人そうだとか。この人は魚の敵かなとか。

沼口 選んでいるんですかね。(笑)

 

はな 神奈川でも2015年夏に茅ケ崎の海水浴場でもサメが表れて遊泳禁止になったそうですね。これ裏を返せば、それだけ身近にサメが泳いでいるっていうことですか?

沼口 海があればサメがいると思っていただいて大丈夫です。

はな あー、だから私、海で泳ぐの怖いんですよ。絶対いますもんね。

でも沼口さんの話聞いてると、こっちがむやみに刺激を与えたりだとか、余計なことをしなければ、むこうも襲ってこないということなので、仲良く泳げばいいんですね。

沼口 種類にもよるんですけど、現れたサメが5メートル以上あるイタチザメだったら危ないですね。大型で、サーファーをよく狙います。

ただ東京湾でよくみられる、ドチザメっていうサメはおとなしいので、いっしょにダイビングしても全然大丈夫です。水族館のタッチプールにもいたりします。

そういう種類は安全なのでたくさんいても大丈夫ですね。たしかに触ったり、掴むと驚いて噛みつくことがあるんですけど、何もしなければ問題ないです。

ドチザメ Photo by iStock

だから、一口にサメと言っても、どんな種類が出没したかっていうことがポイントです。

ただ、一般の方のほとんどは、どのサメが危険かなんてことはわからないので、どんなサメなのかきちんと調べずに伝えるメディアにも問題があると思いますが、そんなニュースを聞いて怖くなったら、しばらくは海に入らないっていうのもひとつの選択肢であると思います。

〈第2回へ続く 掲載は来週水曜日の予定です〉