名医に聞いた「わが家の『常備薬』」この組み合わせが最強です

自宅の「薬箱」を見せてもらいました
週刊現代 プロフィール

薬の使用期限は気にする?

湿気の多い今の季節は大丈夫だが、冬場になると乾燥肌で悩む人もいるだろう。そういう人は、乾燥性皮膚治療薬のウレパールプラスローション10(大鵬薬品工業)を常備しておきたい。

「私もかつてアトピー性皮膚炎を患ったことがあり、肌が強くないので、乾燥時にはこれを使うことがあります。保湿効果に優れた尿素が主成分で、麻酔作用のあるリドカインも入っている。ローション状で全身に使えるところもいいですね」(前出・北條医師)

 

症状が治まれば、薬を使い切ることなくそのまま放置して、気がつけば1~2年も薬の使用期限を過ぎていることは誰にでもよくある。こうした薬を使っても大丈夫なものだろうか。

「使用期限を数週間過ぎたからといって問題が起こることは稀だと思いますが、期限切れの薬を使うことはやはりおすすめできません。高温多湿状態で保管された場合、劣化が進み、服用することで問題が起こる可能性があります。

使用期限内であれば、製薬会社から補償を受けられることがありますが、過ぎていた場合、補償は難しい。

また開封した薬を使う場合も注意が必要です。たとえば、半分に割れる錠剤の片方を飲み、もう片方をそのまま保管しておくと、割ったところから酸化していきます。薬の効果がなくなることもあれば、副作用が出ることも考えられます」(前出・平澤医師)

市販薬をうまく活用すれば、病院にむやみにかかることもない。名医たちが挙げた市販薬を総合して、浮かび上がった「最強の組み合わせ」をページ末に掲載した。早速、自宅の薬箱と照らし合わせて、必要な薬を揃えよう。

「週刊現代」2018年6月30日号より