田原総一朗がアダルトVRの世界を初体験!

高齢者の性を巡る旅②
田原 総一朗 プロフィール

列をなす老人たち

――まず、VR作品の値段はいくらぐらいなのですか。

柏倉「VRのコンテンツの値段はだいたい980円ぐらいです。ただVRを見るには、田原さんが掛けられた装置、ゴーグルが必要ですが、この値段が2000円から5000円程度です」

――そんなに安いのですか

柏倉「もっとも、田原さんが掛けられた装置は最高級のもの。セットで10万円以上します。スマートフォンを使うゴーグルだと、最安値のもので2000円、3000円です」

――そういう値段ならばユーザーは買いやすいですね。それで、現在VRはどのくらい売れているのですか。

金井「まだ、出て間もないので…そこまで大きい金額ではないのです」

――作品はどのくらい出しているのですか。

柏倉「いまは、週に3~4本で、月に20作品くらいです」

 

――そんなにたくさんつくっているのですか。それでAVの作品というのは、売り出して、どのくらいもつのですか。

柏倉「売れる、売れないの差はかなり激しくて、売れるものは半年以上、ずっと売れ続けますが、売れないものは、最初の1カ月で終わるものもあります」

――現在、日本全体ではどのくらい出ているのですか。

柏倉「VRは、まだ出たばかりですからね。全部で3000本ぐらいかな。これからのびると思いますがね」

――なるほど……。とすると、VR作品と、VRでないアダルトビデオとの比率はどうですか。どちらが多いですか。

金井「まだ、VRでない方が多いはずです」
柏倉「だけど、通常のAVはどんどん売り上げが下がっているというのが実情でして。VRがどんどん上がっているので、SODとしてもVRに力を入れています」

――AV作品を買うのは、どの世代が最も多いですか。

柏倉「通常のAVだと、40代後半がメインですね。しかし、VRだと20代が中心です。40代以上は、まだまだゴーグルにスマートフォンの入れ方がわからなかったりする人もいます。高齢の方にも使ってほしいとは思うのですが、たとえば作品にしても、パソコンにダウンロードする方法がわからない。まだ高齢者にはVRは難しい、というのが現実ですね」

――なるほど。高齢者にはVRは無理ですか。だけど、VRはなまなましく、迫力があって面白いですがね。

金井「そこで、VRが見られるお店に行くと、60歳代の人たちが並んで待っていたりするんです。いわゆる個室ビデオ店というものですが、そういうところに行くと、自分でセットしなくてもVRを見られますから、通っている高齢の方は少なくないですよ」

――VRが見られる店があるのですか。

柏倉「最近は増えてきましたね。新宿にも神田にもあります」

――そこで60歳代の人たちが並んで待っている。店はいくつぐらいあるのですか。

柏倉「いまは、まだ30店舗くらいですね。だけど、3時間ばかりもお客さんが待っている店舗もあるのですよ」