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日本株「夏のジンクス」8月に日経平均2万5000円の可能性

宴に向けて株価が動き始めた

シグナルが点灯し始めた!

今年の日本株は再三再四にわたって、北朝鮮リスクから下落局面を強いられてきたが、ここへきて「変化」が見られる。

象徴的だったのが、6月12日に開催された米朝首脳会談後の相場である。

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首脳会談は期待以上の成果は得られず、得点をつけるとすれば60点といったところであった。しかし、会談当日の日本株は上昇。日経平均株価は一時2万3000円の大台を突破し、会談の詳細が明らかになった翌13日も株価は底堅く推移した。

じつは6月に入ったころから、北朝鮮リスクに備えてヘッジしていた海外投資家たちが、日本株を買い戻す動きも起きている。

売り方が買い戻しする相場は底堅い。ここまで北朝鮮リスクに振り回されてきた日本株にとっては、夏の上昇相場が期待できる地合いが固まってきたといえる。

 

相場の格言には「サマー・ラリー」なるものがある。7月から始まる夏場のマーケットでは株価が上がりやすいというアノマリー(経験則)だ。

詳しくは後述するが、この夏の日本株市場ではまさにそんなサマー・ラリーが巻き起こり、7月には日経平均株価が2万4000円の大台に乗る可能性が高い。8月に株価2万5000円もあり得る。

実際、日本株が夏の上昇相場に向けて、そのスタートラインに立ったことを示すシグナルはいくつも点灯している。

たとえば、相場の過熱度合いを示す「騰落レシオ」。そのチャート推移を見ると、4月末頃に一旦ピークをつけてから下落局面に入っていた。それが6月1日を底にして、反転しているのだ。