名医20人が自分で買って飲んでいる「市販薬」実名リストを公開!

家族にも飲ませる常備薬とは?
週刊現代 プロフィール

目薬も、市販薬をあえて使う医師が多い。こちらの場合はメントール系の刺激成分が、処方薬より強いからだ。

「疲れ目用の目薬は、すっきりする成分が入っていますから、あえて市販薬を使います」(吉澤氏)

感染症学が専門の中原氏は専門外ゆえ、眼科医に「目薬は、市販薬ならどれがいいか?」と訊ねたのだという。

「目薬は毎日さすものですからね。私が使用しているソフトサンティアは、眼科医に薦められたものです。防腐剤が入っていないから使っています」

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虫刺されにはムヒなど、水虫対策にはラシミールATクリームの商品名が挙がった。
その他の薬では、タケダ漢方便秘薬を愛用しているという南淵氏が言う。

「僕に一番効くから飲んでいます。たくさん飲めば効き過ぎて下痢になってしまうし、少量だと効かない。自分で勝手に量を調整して飲むわけですが、その点が便利です」

下痢対策では、長尾クリニック院長の長尾和宏医師は、「常備薬として優れている」ことから正露丸を推し、逆に人気薬ストッパは「口渇がある」(同)と服用しない。

大和氏は、栄養剤ヘパリーゼを、飲み会の30分前には必ず飲む。

「これは優れていますよ。肝臓の血液量を増加させ、弱った肝臓の機能をサポートする。二日酔いの処方薬を飲むより、ヘパリーゼを飲んだほうが調子がいいですね」

 

名医たちも活用している市販薬の数々だが、もっとも注意すべきは飲み合わせだという。

「素人が自己診断で、2種類も3種類も市販薬を併用するのはやめたほうがいい。基本的には単品で使うべきです。頭痛のときはタイレノール、痛みが出た箇所にはロキソニンSテープ、といった使い方ですね」(石井氏)

特に、処方薬を別途飲んでいる人は要注意だ。

「薬局の薬剤師には、正直にいま飲んでいる薬を伝えて下さい。名称が違っても、市販薬と処方薬がたまたま同じだということはよくあります。そうなると倍量飲んでしまいかねません」(大和氏)

プロたちの意見を、「自衛」の一助としたい。