名医20人が自分で買って飲んでいる「市販薬」実名リストを公開!

家族にも飲ませる常備薬とは?
週刊現代 プロフィール

胃腸薬に移ろう。4人もの医師が服用を薦めるのが、ガスター10である。

「胃の調子が悪いとき即効性があり、一番効きますね」(望クリニック院長・住田憲是医師)

「ガスター10などのH2ブロッカー薬は有用で、市販薬で十分だと考えます」(鳥居氏)

ただし、要町病院副院長の吉澤明孝医師は、「ガスターなどは胃酸を抑える効果があるが、高齢者は胃酸が少ない方が多く、飲むことで胃酸がさらに出なくなって、消化不良になりうる」と言う。

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同じ観点から、三好氏はセルベールを薦める。

「ガスターなどもいいんですが、酸を抑えすぎるので、少し弱めの粘膜保護薬のほうがいいと思いました」

岡田氏は、「総合胃腸薬は、副作用が強いものも入っておらず、割合安心だ」として、パンシロンG太田胃散を推す。

花粉症対策の内服薬では、鎮痛・解熱剤と同様、市販薬のほうが有用だ。

「今は点鼻ステロイドを使うようになりましたが、以前はアレグラFXアレジオンなどを内服していました。市販薬と処方薬はほぼ同じですから、医者に処方してもらうより、薬局で買うほうがお手軽です」(三好氏)

 

処方薬より優れたものも

花粉症シーズンには、家族でアレグラを使うというのは、虎ノ門・日比谷クリニック院長の大和宣介医師だ。

「効果は弱いんですが、眠くなりにくい。虫刺されのかゆみや、軽いじんましん、アトピーの対策にも使っていまして、用途の広い薬です」

アレグラは、今回の取材では実に5人もの医師が服用していた。

この分野では、生薬を利用したアネトン アルメディ鼻炎錠や、ツムラ漢方小青竜湯エキス顆粒などの名前も挙がった。

吉澤氏は、湿布薬(外用薬)だけは、薬局で購入するのだという。

「一般的には、処方薬のほうが市販薬より効果が高いですから、私はまず市販薬は買わないのですが、バンテリンコーワだけは違います。

処方薬にはない香料が入っている。筋肉痛や関節痛のときに貼るとスースーして気持ちがいいので、あえて市販薬を買っている」

三好氏も、「私は使う機会はないので使いませんが、湿布薬は医者の処方と同じなので、市販で利用したほうがよいでしょう」と言う。ロキソニンSテープなどの湿布薬・外用薬の名が挙がった。