7月 8日 幻の最高気温(1921年)

科学 今日はこんな日

地球のみなさん、こんにちは。毎度おなじみ、ブルーバックスのシンボルキャラクターです。今日も "サイエンス365days" のコーナーをお届けします。

"サイエンス365days" は、あの科学者が生まれた、あの現象が発見された、など科学に関する歴史的な出来事を紹介するコーナーです。

1921年のこの日、イラクのバスラで58.8度という観測史上最高気温が記録された……という話を耳にしたことのある方は多いのではないでしょうか。

しかし、じつはこれ、日本以外ではほとんど知られていない記録なんだそうです。近年の調査によれば、もともと53.8度だった数値が58.8度と誤って日本の書籍に記載され、それが広まったのではないかといわれています。

現在信頼されている数値としては、1913年7月10日にアメリカ・カリフォルニア州のデスバレーで記録された56.7度が世界最高気温。いずれにしても信じられないような温度ですね。

ちなみに日本では2013年8月12日に高知県四万十市の江川崎で計測された41.0度が史上最高気温です。

【写真】日本最高気温を記録した江川崎を流れる四万十川 日本最高気温を記録した江川崎(四万十市)には清流四万十川が流れる。写真は記録地点であるアメダスからやや上流に架かる長生沈下橋 photo by iStock