「自力でハーバード合格する子」小1からのTO DOリストを公開!

首席で卒業「天才すぎる24歳」の秘密
廣津留 真理 プロフィール

TO DOリスト活用で得られる5つの効果

TO DOリストの効用は大きく5つあると思います。一つひとつを順に解説してみましょう。

 

① 時間管理が上手になる

優れたビジネスパーソンには、限られた時間を有効に使うタイムマネジメントの手段としてTO DOリストを活用している人が少なくありません。グローバル時代を生きていくこれからの子どもたちにも、タスクを見える化するTO DOリストは欠かせないアイテムです。

② 脳内整理力とメタ認知能力が身につく

「あれをやらなきゃいけない」「これもやらなきゃいけない」とやるべきことが無秩序に頭のなかをグルグル回っていると、脳へのストレスになります。TO DOリストで複数のタスクを見える化して、何から優先的に手をつけて片付けるべきかをはっきりさせると、脳への余計なストレスが減らせます。

限られた時間を管理し、瞬時に優先順位をつけてタスクをこなす能力は、「脳内整理力」といってもいいでしょう。あるいは自らを客観的に俯瞰して観察できる「メタ認知能力」ともいえます。これらの能力は、膨大なタスクにも効率よく取り組み、クリアしていくマルチタスク力を支えてくれます。

③ 達成感と自己肯定感が得られる
  
TO DOリストにリストアップしたタスクのうち、終えたタスクは該当するチェックボックスに☑を入れたり、線を引いて消したりします。☑を入れたり、線を引いて消したりすると、課題が一つひとつ着実に片付いていることが実感できます。それは達成感と成功体験につながります。
  
④ 「しつけ」をしなくても親の悩みが解決する
  
私にはハナから「しつけ」という発想がありません。しつけという言葉には、親が上から目線で「○○しなさい」と命令するというネガティブなイメージが強いからです。

「○○しなさい」は子育てのNGワード。親と子どもは別人格であり、たとえ親子でも互いの人格を尊重したいものです。最後は自分でやるかどうか。親が一方的に上から目線で何かを指図しても、根本的な問題は解決しないと私は思います。

親御さんには、子どもが「部屋を片付けない」「勉強をしない」「習い事の練習をしない」といった不満・イライラを抱える方も少なくありません。

「Show, don't tell」で親がやってみせて子どもを誘導するのがいちばん効果的ですが、TO DOリストに「部屋を片付ける」「英単語を覚える」「ピアノの練習をする」といったタスクを書き込むことで、自らをメタ認知し、自己管理するクセが芽生えます。

小さいうちにTO DOリストでタスクに主体的に取り組む習慣を身につけさせれば、あとはお子さんが自ら学ぶようになります。いつまでも「○○しなさい」「もう○○したの?」と言う必要がなくなるので、忙しい親御さんほど助かるはずです。
  
⑤自分の得意と個性が伸ばせる
  
ハーバード生だけではなく、これからのグローバル社会を生き抜くには、他の人にはない自分らしい個性と得意を伸ばすことが求められます。お母さんやお父さんに音楽でもスポーツでもコンピュータでも料理でも読書でも、これが得意、これが好き、と言えるものがあれば、それをお子さんに伝授してあげてください。

個性を活かして得意を伸ばすには、日常生活で何かに集中して打ち込む時間を作り出す必要があります。得意に磨きをかけるには、それを長い期間続けなくてはなりません。その間一つのことをやり抜く力(グリット)を養うためにも、TO DOリストは役立ちます。