一気に稼ぐメルカリ株と長く稼ぐソフトバンク株。儲けるのはどっち?

平成最後の「儲け話」に乗り遅れるな
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初心者も買いやすい

加えて、ソフトバンク株は株主優待も期待ができる。田中氏が続ける。

「現在、ソフトバンクグループ株を100株以上保有していれば、携帯料金やインターネット回線の料金が年間数万円単位で割引になります。この株主優待は継続されるでしょうから、毎月少なくない額の通信費の節約にもなるわけです。

ちなみにドコモは株主優待がなく、KDDIが3000~1万円のカタログギフトなのと比べても、ソフトバンクの『お得感』が際立ちます」

 

マイナス金利のこの時代に3~4%台の高金利がもらえるとなれば、銀行預金に代わる資産の「置き場」としても有効活用ができる。

そんなソフトバンク株の価格は未定だが、多くの個人投資家が保有しやすい価格になる見込み。

「東京証券取引所では一般的に1単元(100株)投資する際に30万~100万円くらいに収めるのが適当とされているうえ、個人投資家が買いやすい価格帯も30万円前後。ソフトバンク株もこのあたりに収まってくるでしょう。

実際、同業他社のNTTドコモ、KDDIは約28万~30万円で1単元投資できます。ソフトバンク株は海外の機関投資家に買ってもらおうとする動きもみられるので、より買いやすい価格に抑えてくる可能性もあります」(松井証券シニアマーケットアナリストの窪田朋一郎氏)

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前出・西堀氏も言う。

「ソフトバンク株は2兆円規模を売りさばくため、地場証券も巻き込んで売りやすい価格に設定するでしょう。1株2000~3000円が目安です。

そんなソフトバンク株は株数も多く、応募すれば抽選に当たる確率は高い。配当狙いの中長期投資家には打ってつけです。

一方、メルカリは上場直後から株価高騰が期待できる。短期間で売ってキャピタルゲインを狙うべきでしょう」

すぐに儲けたい人も、じっくり儲けたい人も、存分に楽しめる。そんな平成最後の「儲け話」に乗り遅れるな――。

「週刊現代」2018年6月9日号より