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一気に稼ぐメルカリ株と長く稼ぐソフトバンク株。儲けるのはどっち?

平成最後の「儲け話」に乗り遅れるな

片やいま最も勢いに乗るトップベンチャーで、片やカリスマ経営者が率いる巨大企業。共通点はスマホにかかわる会社。そんな「ビッグ2」の上場劇に、市場関係者はすでにお祭り状態になっている。

一日で株価が「1.5倍」に

上がったと思ったら突然暴落したり、落ちたかと思ったら急騰したりという不安定な相場が続く株式市場にあって、いま局所的にバブリーな盛り上がりを見せている市場があることをご存じだろうか。

通称「IPO市場」と呼ばれる、新規上場株式市場がそれ。気づいた投資家たちが続々と大儲けし、嬉しい悲鳴が飛び交っているのだ。

それもそのはず。今年は年始から5月末まで25社が新規上場したが、上場前に証券会社が売り出す公開価格に対して、上場後に最初につける初値が上回ったのがなんと23社。

上場前にその銘柄を購入して上場直後に売るだけで、9割以上の確率で儲けられる大フィーバー状態なのである。

「初値が公開価格の4倍、5倍に高騰する会社が続出しています。4月には10倍超に爆騰する銘柄まで出るほどで、仕込んだ投資家たちはたった一日で資産を何倍にも膨れ上がらせています」(大手証券営業担当)

 

それほど「おいしい話」があるならば始めてみたいという人には、いまこそIPO投資を始める絶好のタイミングである。

なぜなら、今年のIPO投資はこれからが「本番」というのが市場関係者たちの共通見解。じつは、6月からは大盛り上がり必至のビッグネームの新規上場が2つも控えており、投資家がすでに「儲け確実!」と鼻息荒くなっているのである。

そうした投資家から最大の注目を集めている銘柄のひとつが、6月19日に上場予定のメルカリだ。

メルカリと言えば、ネット上で個人が中古品を売買できるフリーマーケットアプリを運営。'13年に創業するや瞬く間に利用者を増やし、月間1000万人超が利用する一大サービスを成立させたトップベンチャーである。

「今年のIPO市場で注目度最大の案件と言っても過言ではありません。実際、私がヒアリングをしたところ、個人投資家も機関投資家も非常に関心が高く、証券会社の営業からは、早くも『売る玉が足りない』との声が聞こえてくるほど。人気銘柄化することは必至です」(投資情報サービス会社フィスコでアナリストを務める小林大純氏)

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そんなメルカリが上場するのは東証マザーズ市場で、想定公開価格は2200~2700円。最低購入単位は100株で、約27万円から購入できる見込みである。

主幹事証券を務める大和証券、三菱UFJモルガン・スタンレー証券のほか、マネックス証券などのネット証券でも取り扱われ、購入希望者はそれらの証券会社に申し込みをするだけ。抽選で当たれば、購入する権利を得られる。

「知名度や注目度の高さを考えると、初値が公開価格を下回る『公募割れ』の可能性が低い。私は少なく見積もっても、初値が公開価格の3割高にはなると見込んでいます」(前出・小林氏)

3割高となれば「27万円↑35万円」だから、たった一日で8万円も儲けられる計算である。まさに笑いが止まらないほどおいしい投資先と言える。

さらに、日本ビジネスイノベーション代表取締役兼IPOJapan編集長の西堀敬氏は、「メルカリ株は上場初日に1.5倍ほどになる可能性もあります」と言うのだ。

「メルカリは時価総額3000億円規模の上場となる見込みで、'16年に同じく時価総額数千億円規模で上場したLINEの値動きが目安になります。

LINEは公開価格3300円だったのが、上場初日につけた初値は4900円。一日で約1.5倍になった計算なので、同じくらいの高騰が期待できます。メルカリはLINEとくらべて競合他社が少ないので、株価はLINE上場時より高騰するかもしれない」