結婚難民が3000万人…激烈すぎて怖い「中国の近未来」

人口14億人の大国を襲う「これから」
近藤 大介 プロフィール

人口をコントロールしようとした結果……

その他にも、いまから2年後には結婚できない中国人男性が3000万人も溢れるとか、4年後には大卒が900万人も出て大失業時代を迎えるとか、6年後には600万組のカップルが離婚することになりそう、など……とんでもない予測が次々に出てきたのである。

これは私が勝手に言っているのではなくて、あくまでも中国自身の人口統計が示している「近未来の中国の姿」なのだ。

日本の10倍以上の人口を抱え、しかも長年にわたって、いわゆる「一人っ子政策」が行われたこともあり、人口的にかなり歪んだ構成になっている。

「一人っ子政策」によって人口をコントロールしようとした中国は、これから、その人口に強烈な「しっぺ返し」をくらう構図であるとも言える。

その影響がこれからモロに出てくることになる。

いったい中国は、どうなってしまうのだろう? 

そんなことを、中国の人口から考えてみていただきたいと思って上梓したのが、このたび上梓する『未来の中国年表』だ。

もちろん、古代から現代、そして未来に至るまで、中国でひとたび「異変」が起これば、隣国の日本は決して「対岸の火事」ではいられない。

中国語に、「水は舟を進ませもし、またひっくり返しもする」(水能載舟、亦能覆舟)という諺がある。

いま本書を掻き終えて、同様に「『人口』は中国を進ませもし、またひっくり返しもする」と、つくづく思う。

そして、青木が口にしていた「人口はウソをつかない」という言葉が、にわかに名言に思えてきたのだった。