いま日本で「韓国人」になりたがる女子高生が…なぜ?

おじさんは理解不能?オルチャンの魅力
もーちぃ プロフィール

クラスの女子の5分の1がオルチャン

2013年にオルチャンになった私は、その後もずっとオルチャンメイクをしていたわけではなく、赤文字雑誌で取り上げられるような男性に好印象を与えるモテメイクや、高校生向け雑誌で取り上げられていたギャルメイクなど、さまざまなメイクを楽しみ、それに合わせたファッションをしていた。

それは、オルチャンがまだまだ認知されていなくかなりの少数者だったからだ。流行っていない時に韓国人風のメイクをしたり、ファッションをしていると変な奴だと思われて奇抜だと評価され周囲から浮いてしまう。

2017年9月新宿ルミネエストにオープンした韓国コスメ専門店(写真:筆者提供)

しかしついに、オルチャンメイクを堂々とできる日がやってきたのだ。それがまさに今だ。

2016年頃から韓国が再注目されるようになり、韓国人に憧れる女子、オルチャンも急増加。韓国ファッションブランドの通販サイトや韓国コスメを扱う店が増え、メディアでも多く取り上げられるようになった。

今までは、SNS、K-POPアイドルのライブ会場や新大久保でしか見かけることがなかったオルチャンを街中はもちろん雑誌でも目にするようになった。あの少数民族だったオルチャンが全国区になったことに対する感動は計り知れない。

 

共学の高校に通う16歳(高校2年)によれば、クラスにいる25人の女子のうち、韓国好きは8人ほど、オルチャンは5人ほどおり、ほかのクラスも同様にオルチャンが1グループはいるそうだ。私の通う大学でも見た目でオルチャンだと認識できる女子は多い印象で、見かけると仲間を見つけたような気分になる。

オルチャンが決して珍しい少数者ではなくなった今、オルチャンは1つのファッションジャンルとして確立されつつあるのではないだろうか。「韓国人に寄せる」行為は一見奇妙にも思えるが、安室奈美恵のスタイルを真似する「アムラー」がいたように、憧れの存在に自分を似せようとするのは当然の行為にも思えてくる。

オルチャンブームがこれからも続いていくのかは分からないが、原宿の竹下通りに韓国コスメブランドが次々と出店したり、新大久保駅に入場規制がかかったり、韓国人のように写るプリクラ機が大ヒットしている現状を見ると、決して無視はできない流れであることが確信できる。