「紀州のドンファン」の職業は…?その壮絶人生を辿る

貧困から一代で財を成すまで
現代ビジネス編集部 プロフィール

55歳年下妻との出会い

新しい妻との出会いについては、こう語っている。

<昨年秋に羽田空港で転んだ私を優しく助けてくれたのがファッションモデルのSちゃんでありました。もちろん計算ずくの転倒でありましてコケるのも歳の甲、亀の甲であります。

「ありがとうねえ。お礼にお食事でもいかがですか?」

 

後日Sちゃんを一流料亭で歓待したのもいつものルーティンワークであります。パッと見には派手な顔立ちのべっぴんさんですが、キャピキャピの騒がしい娘ではなく憂いを帯びた口数の少ないお淑やかな美女です。

(吉田氏撮影)

再婚した加藤茶さんが選んだお相手が45歳の歳の差婚で大騒ぎになりましたが、私はそれを軽く超える55歳差婚です。

「財産目当てじゃないんですか?」
「年齢差が大きすぎますよ」
「エロジジイと思われますよ」

周囲の雑音も全く気になりません。

「はいはい。エロジジイで結構ですよ」
どうせ嫉妬をしているのでしょう。金持ち喧嘩せずとは昔の人は名言を残したものです。
破談を願っている99%の方々には申し訳ありませんが、少なくとも私が幸福になる自信があります。>

自宅で倒れ、死亡

最期の結婚生活は、わずか3ヵ月で終わってしまった――。

冒頭にもある通り、ドンファンは田辺氏の自宅で倒れ、死亡した。遺体からは覚せい剤の成分が検出された。

現在、従業員や周辺の面倒を見ていた人、そして妻から警察がもろもろの事情聴取を行い、覚せい剤接種の経緯を調べているという。

ドンファンの葬儀。みな突然の死に呆然としていた

『紀州のドンファン 美女4000人に30億円を貢いだ男』の中で、ドンファンはこう述べている。

<自分の気持ちに忠実に生きてきた結果が今の自分なのです。誰もが真似したいと思うような生き方ではないかもしれませんが、一つの目標に向かって努力を続ければ夢はきっと叶うはずです。こんな私の人生が、少しでも参考になればこれほど嬉しいことはありません。>

ドンファンの生涯は、文字通り壮絶なものだった――。