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清宮の弟・福太郎君には「二刀流の素質」すらある

兄に続け!

『お兄ちゃんにできないことをしたい』

日本ハムの清宮幸太郎(18歳)。二軍では4月20日のロッテ戦から5試合で4本塁打と快音を連発し、一軍デビューをつかみ取った。

「開幕前に体調を崩し、大事をとって二軍スタートとなりましたが、栗山英樹監督は一刻もはやく一軍でやらせたくてウズウズしていた。清宮がさっそくファームでその真価を見せつけたことで、すぐに昇格が決まりました」(スポーツ紙日本ハム担当記者)

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昨秋のドラフトでは7球団の競合のすえ、日本ハムに入団した清宮だが、プロのスカウトの熱い視線は、はやくも同じDNAを持つ弟の福太郎君(14歳)に注がれている。

現在、早稲田実業中等部3年生の福太郎君は、来春には兄と同じ早実高への進学を控える。

 

幼いころから野球とラグビーの二足のわらじを履き、小学5年生で野球に一本化。さらに、東京北砂リトルでは世界一に輝き、現在は調布リトルシニア所属と、今にいたるまで幸太郎とまったく同じ道を歩んできた弟は、兄の背中を強く意識しているという。

「幸太郎はもともと右利きだったのを、お母さんが『左バッターのほうが有利だから』と左打ちに変えさせた。

福太郎も同じように左打ちに変えさせようとしたけれど『お兄ちゃんと一緒になるのは嫌だ』と負けん気を見せて、右打ちのままで野球を続けたんです。『お兄ちゃんにできないことをしたい』というのが、彼の口癖です」(清宮家の関係者)

現在、福太郎君を指導する調布リトルシニアの安羅岡一樹監督が語る。

「現状で身長が180cmあり、体幹もしっかりしているので、遠くに飛ばす力というのはお兄さんと同じように持っている。

さらに、身体を柔軟に使う力はお兄さん以上で、ケガもしにくい。技術や精神の面ではまだまだ成長途中なので、伸びしろは十分です」

安羅岡氏が、福太郎君の潜在能力を目の当たりにしたのが、「中学生の甲子園」とも言われる昨年のジャイアンツカップでの打席だった。

「世代ナンバーワン投手のインコース高めの速球を振り抜き、センター方向にあわやホームランという特大のヒットを放ったんです。あんな力強い打球を生み出せる中学生はなかなかいない」