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リフレ、お散歩、裏オプ…進化する「JKビジネス」の巨大な市場規模

男の欲望に支えられた巨大マーケット
門倉 貴史 プロフィール

女子高生が折り鶴を折る「JK作業所」とは?

「JK作業所」は「JK見学クラブ」を応用したビジネス。女子高生に下着が見えるような格好をさせたうえで、女子高生が折り鶴を折ったり、ビーズでアクセサリーをつくったりと、なんらかの作業をしているところを、マジックミラー越しに男性客に見せるというもの。料金は40分5000円ぐらい。こちらも労働基準法違反(危険有害業務への就業)での摘発が相次いだ。

2015年5月に摘発された池袋の「JK作業所」では、裏オプションで「女子高生とのラップ越しのキス」や「女子高生の足の臭いかぎ」も用意されていたという。

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「JK撮影会」も「JK見学クラブ」を応用したビジネス。女子高生にみだらなポーズをとらせて、男性客に写真撮影をさせるというもの。もちろん、これも労働基準法違反(危険有害業務への就業)などで摘発された。

一方、「JKお散歩」というのは、お店の従業員である女子高生が、男性客とカラオケやレストラン、遊園地でデートするサービスだ。料金は30分5000円で、1時間だと8000円ぐらいに設定されている。記念写真撮影は1000円、手をつなぐ のは1500円といったオプション料金もある。

この「JKお散歩」も、裏オプションで、待ち合わせ場所で出会い、そのまま完全個室のネットカフェやラブホテルに行く流れになっていることが多かった。「JKお散歩」が児童売春の温床になっていたことから、東京都千代田区は2014年4月、「JKお散歩」の客引き行為を禁止する条例を制定した。

 

さらに「JKコミュ」というビジネスも登場した。「JKコミュ」は、室内で女子高生と会話できるなどの交流サービスを提供するビジネスのこと。

しかし、「JKコミュ」も裏オプションで女子高生に密着する、女子高生のにおいを嗅ぐといった性的なサービスが用意されていることが多い。2014年10月には、店内の個室で男性客に女子高生の体臭を嗅がせるなどのサービスを提供していた「JKコミュ」の経営者が労働基準法違反(危険有害業務の就業制限)の容疑で逮捕された。

「JKコミュ」の一種で「JK相席屋」というビジネスもある。

「JK相席屋」は男性客が個室内で女子高生と相席をして、会話したり食事をしたりすることを売りにしたビジネスのこと。「JKリフレ」では女子高生を雇用することができないので、相席屋と似た形態をとることで、女の子と雇用関係を結ばずに、客に女子高生によるサービスを提供する。こちらも裏オプションで女子高生による性的サービスの提供がある。

2016年6月に、新宿・歌舞伎町にあった「JK相席屋」が風営法違反により摘発されたのをきっかけに、都内の「JK相席屋」は全滅したと言われる。風営法違反が適用されたのは「JK相席屋」が男性客に女性を紹介する出会い喫茶とみなされたからだ。