セクハラ会見の翌日、「テレ朝」報道局デスクが突然死していた

未亡人は通夜の席で局幹部を睨み続けた
週刊現代 プロフィール

葬儀の模様

4月25日にはAさんの通夜が都内で行われた。だが、テレ朝の会社関係の参列者は、葬儀場とは別フロアにある部屋に集められたという。

参列者の一人が明かす。

「通夜が始まって10分ほど過ぎた後に、会社関係者だった40人ほどがまとめて葬儀場に呼ばれました。そこで異様だったのは、焼香する際、喪主であるAさんの夫人が、頭を下げることなくずっとその人たちを睨みつけたままだったことです。

ほかの親族がみなずっとうつむいているなかで、夫人だけは身体を横にして会社関係者たちを一人一人、その顔を焼き付けるように見つめ続けていました」

夫の死について受け止めることができず、やり場のない感情をぶつけたのだろうか。

 

テレビ朝日は、'15年12月に発生した電通の過労自殺事件や'17年10月に発覚したNHKの女性局員の過労死問題を報道番組で繰り返し取り上げてきた。

そうして労働基準監督署が自社を含めたメディアの労働環境に厳しい目を向けるなかで、「働き方改革」を進めてきた。

「テレ朝では管理部門を中心に勤務時間が厳格に決められ、夏休みや連休を取ることを推奨されているんです。

5日間連続で休暇を取得すると年に一度5万円が支給される制度や、『ラッキー!フライデー』といって年に数回、全社的に休暇をとるように設定された金曜日が設けられています」(別のテレ朝関係者)

だが、そういった改善策も、子会社の社員であり、報道の現場で働いていたAさんには届いていなかったのかもしれない。