「17連休」をとった野党議員に伝えたい、いま国会で議論すべきこと

本当は遅いぐらいなのだが…

野党が「そろそろ国会に出る」理由…?

「正義のミカタ」という、大阪の朝日放送で毎週土曜日の朝9時半から放送している番組がある。海外情勢について議論することを中心した、関東ではなかなか見られないユニークな番組だ。筆者もしばしば出演しているが、先週5日の話題は、南北首脳会談、北朝鮮情勢と盛りだくさんだった。

筆者は、先週の本コラム「北朝鮮非核化交渉「日本は蚊帳の外」論は大きな間違いだ」(http://gendai.ismedia.jp/articles/-/55516)でも書いているが、日本が主導となって「拉致問題」を解決できることを話した。

この1~2兆円という数字は、2002年の日朝平壌宣言の時に日本から北朝鮮側に支払われたと噂されたもので、確たる根拠はない。しかも北朝鮮への戦後補償なども含まれた額とされているので、拉致問題も含めた交渉のなかでは、どの程度の規模が必要とされるのかは分からない。

いずれにせよ、北朝鮮をめぐる激動の国際情勢のなかで、日本は蚊帳の外にいるわけではない。金正恩氏が日本との対話の用意もある、と発言したことが何よりの証拠だろう。

 

「正義のミカタ」でこの話題について触れた際、立憲民主党など6野党(維新は含まれない)の17連休(国会審議拒否を計17日間継続していること)についてもチクリと批判した。

明日からの連休明けの対応については、「「親から『そろそろ国会に出ろ』と…」 “17連休”の6野党、批判に耐えかね審議復帰へ」(https://www.sankei.com/politics/news/180505/plt1805050015-n1.html)という報道もあるが、北朝鮮情勢で日本が存在感を示すためにも、拉致問題等についてしっかり国会でも議論してほしいし、すべきであるという意味を込めての批判だ。

この、「親が『そろそろ』~」発言をしたのは希望の党の玉木雄一郎代表である。親から言われたというのは何とも情けないが、玉木氏の親というのは、獣医師会関係者であった。

柳瀬唯夫・元総理秘書官が、これまで記憶にないと言い続けた加計学園関係者との面会を国会で認める意向を固めたため、「彼を国会に招致し、ふたたび国会で加計問題をやるべきだ」、という意味での「そろそろ国会に出ろ」ということなのだろうか。

本コラムで何度も書いたように、加計学園の獣医学部新設について、特区の果たした役割は大きくない。特区に関わる人がどうあがいても、認可にはつながらない。

多くの人は、安倍総理が議長を務める特区制度によって、加計学園の学部新設の認可が「特例」になったと勘違いしている。「認可が特例になったのは、安倍総理と加計理事長が友人だったため、便宜を図られたからだ」という解釈のようだ。

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