「怖いホムパ」を味方にするには

 さて、ご存知の通り、ホムパには、いくつかのパターンがある。
 
1 ホストがすべてセッティングして自費で手料理などをふるまうお招き型

2 料理はホストが用意するが、その食材費は参加者みんなで割りカンにする会費制

3 食材費を出し合い、買い物や料理も参加者みんなで協力し合うバーベキューや鍋パーティ

4 一品ずつ料理を持ち寄る、今流行のポットラックパーティ
 
など様々だ。が、そのいずれにしても、ゲストには、必ず守ってほしいマナーがある。それは…………。
 
ホムパに手ぶらで行ってはならない
 

自宅に招かれ、食事をごちそうになる場合、何かしら手土産を持参するのは基本中の基本。

もちろん、ホスト側は手土産を期待しているわけではない。心づくしの料理で楽しい時間を過ごしてもらえるだけでも嬉しいのだが、ゲスト側としては、やはり一方的にごちそうになるのは気が引けるのが当然。そして感謝の気持ちに手土産持参は大人の常識。うっかり手ぶらで行ってしまうと、肩身の狭い思いをすることになる。

とはいえ、あいにく手土産を買う時間がなかったり、急なお招きで何も用意できなかったという場合もあるので、その時は黙って気まずい思いをしているよりも、素直にその旨を伝えたほうが良いと思う。あくまで、一番大事なのは「物」ではなく「気持ち」なのだ

加えて言えば、この手土産に何を持っていくかでもセンスや心配りが問われるので、ここがホムパの第一関門。

「お招き型」のホムパの場合、ホストはきっちりメニューの組み立てを考えていることが多いので、食べ物系の手土産を持参する時には注意が必要だ。デパ地下で買って行ったお惣菜がホストの手料理と被ってしまったり、手作りのケーキを用意してくれていたのに有名店のケーキを持って行ってしまったりすると申し訳ないことになる。

毎年50人のゲストを招いて折原さんが開催するジャズライブホムパにて。コストコで大量に買い出しをして、このごちそうをほぼ一人で準備するそう。しかしここにもし招かれ、手土産にお寿司と唐揚げを持って行ったときこの食卓が待ち受けていたら、あなたはどうするだろうか・・・ 写真提供/折原みと

お酒類や日持ちのするお菓子などは無難。部屋に飾れる花も喜ばれるが、できれば、花束よりもアレンジメントの方が望ましい。ホストはただでさえ料理の準備やゲストの出迎えでバタバタしている。花瓶を出して花を生ける手間がかからず、そのまま飾れるアレンジの方がありがたい。そんな小さな心遣いもポイントだ。
 
気心の知れた間柄なら、事前に「何か持って行くけど、何がいい?」とざっくばらんに聞くのも良い。「じゃあ白ワインを」とか、「美味しいチーズを」とか、支持してもらえば間違いない。
 
パーティ当日、「今最寄りの駅に着いたけど、何か必要な物はありますか?」と連絡をくれる人がいる。これはホムパ慣れした気配りのできる人だ。完璧に準備したつもりでも「しまった!ワサビが切れてた」「氷が足りない!」なんていうのはよくあること。そんな時、この気配りはとても助かるのだ。