5月29日 皆既日食による一般相対性理論の検証(1919年)

科学 今日はこんな日

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"サイエンス365days" は、あの科学者が生まれた、あの現象が発見された、など科学に関する歴史的な出来事を紹介するコーナーです。

この日に起った皆既日食を利用して、一般相対性理論の「光は太陽の重力によって曲げられる」という予測が実証されました。

ケンブリッジ大学の天文学者のエディントン(Sir Arthur Eddington)らは、アフリカ西海岸沖のプリンシペ島と、ブラジル北東海岸のソブラル島で日食を観測し、恒星からの光が太陽の近傍で曲げられることを確認。それぞれの場所で計測された、1.61秒角と1.98秒角という光の曲がる角度は、アインシュタインによる予測値1.75秒角と驚くほど近く、一般相対性理論の正確さを示す結果でした。

このニュースを、ロンドンの新聞は『科学の革命』という見出しを掲げ、「宇宙の新理論、ニュートンの考え覆される」と報じたそうです。

【写真】ソブラルで使用された望遠鏡ブラジルのソブラルでの全日食を観察するために使用された望遠鏡 photo by gettyimages