5月19日 ハレー彗星が地球に大接近(1910年)

科学 今日はこんな日

地球のみなさん、こんにちは。毎度おなじみ、ブルーバックスのシンボルキャラクターです。今日も "サイエンス365days" のコーナーをお届けします。

"サイエンス365days" は、あの科学者が生まれた、あの現象が発見された、など科学に関する歴史的な出来事を紹介するコーナーです。

78年周期で地球に接近する大彗星、ハレー彗星が1910年のこの日、地球に大接近しました。

彗星が地球と太陽との間を通り抜ける5月19日に、「地球は尾に包まれて滅亡する」という流言が広がり、自殺者が出るなど、世界中がパニックに陥ったそうです。このときに観測された彗星の尾は、空の端から端までをつなぐほどの長大なものだったといわれています。

1986年に現れたハレー彗星は、条件が悪くそれほど明るくならずに地球から離れていってしまいましたが、次回2061年夏はもうすこしよく見えるそうです。

「パリの屋根は天文台に変えられて」市民の様子を伝える当時のフランスの新聞 photo by gettyimages