5月15日 仏の物理学者P・キュリーが生まれる(1859年)

科学 今日はこんな日

地球のみなさん、こんにちは。毎度おなじみ、ブルーバックスのシンボルキャラクターです。今日も "サイエンス365days" のコーナーをお届けします。

"サイエンス365days" は、あの科学者が生まれた、あの現象が発見された、など科学に関する歴史的な出来事を紹介するコーナーです。

のちに、妻マリ・キュリーとともにノーベル物理学賞を受賞することになる物理学者ピエール・キュリー(~1906)が、この日生まれました。

ピエールは、兄ジャック・キュリーと共同で、圧電効果(結晶に圧力をかけると電圧が生じる効果)を発見し、続いて磁性体の磁化率と温度の関係を表す「キュリー-ワイスの法則」、強磁性体が磁性を失う温度「キュリー温度」を発見します。さらに結婚後は妻マリと共同でラジウム、ポロニウムという放射性元素を発見し、ノーベル物理学賞を受賞しました。

数々の業績を残したピエールですが、その最期は、混雑した交差点で興奮した馬に倒され、頭部を馬車の車輪にひかれるという悲惨なものでした。妻マリは、ピエールの死に衝撃をうけますが、彼の跡を継いで研究をつづけ、事故から7年後の1911年に、2度目のノーベル賞を受賞することになりました。

キュリー夫妻 photo by gettyimages