5月9日 ローマ法王がガリレオに謝罪(1983年)

科学 今日はこんな日

地球のみなさん、こんにちは。毎度おなじみ、ブルーバックスのシンボルキャラクターです。今日も "サイエンス365days" のコーナーをお届けします。

"サイエンス365days" は、あの科学者が生まれた、あの現象が発見された、など科学に関する歴史的な出来事を紹介するコーナーです。

この日、バチカンでおこなわれていた国際会議において、ローマ法王ヨハネ・パウロ二世が、ガリレオに対する宗教裁判が誤りだったことを公式に認め、謝罪の言葉を述べました。

1633年に開かれた第2回異端審問でガリレオに終身刑が言い渡されてから、じつに350年後の出来事でした。この宣言ののち、1992年には、ローマ教皇庁によって宗教裁判の調査委員会が設立され、ガリレオを異端とする判決は取り消されることになりました。さらに2009年には、ガリレオの科学的業績を称えるミサもはじめておこなわれています。

科学と宗教はどう折り合いをつけていけばよいのか、いつの時代も難しい問題ですね。

Galileo Galilei (1564-1642) photo by gettyimages