芸能界「ケンカ最強」は誰だ!証言、資料で検証

すごい男たちがいるもんだ…
週刊現代 プロフィール

力也が「アイツはヤバイ」

意外なところでは、自然を愛する作家・C・W・ニコル氏も手強い。身長182cm、体重100kgの体格を生かし、大学時代はプロレスラーとしてリングにあがっていた。

10代は喧嘩のしすぎで、一年間に11回警察のお世話になったことも。空手のキャリアは30年以上。自然保護を訴えるニコル氏だが、自らが野生に帰ることもあるのか。

大ヒット曲『遠くへ行きたい』で知られるジェリー藤尾は伝説的な存在だ。ヤンキー雑誌「ティーンズロード」の初代編集長・比嘉健二氏が言う。

「若いころは愚連隊の用心棒を務めていたほどで、新宿の不良の間では知らない者がいない存在でした。『命知らずの藤尾』と恐れられていたそうです」

芸能界には一見すると大人しそうだが、じつは喧嘩が強いという人物も多い。冒頭の大木凡人もその一人。大木は自らの武勇伝をこう話す。

「アントニオ猪木さん、千代の富士さんのボディーガードをやったこともあります。いきなり殴りかかり、軽くはたかれた後、逃げてから示談金をとろうとする『人間当たり屋』がいたんです。私は彼らを寄せ付けない役目ですね。

最近では喧嘩が強いというウワサが広まって、繁華街でよく絡まれるんですよ。でも、無視して歩いて行っちゃう(笑)。もう歳だから喧嘩はしないけど、自分を守る対処くらいは今でも、という気持ちはあります」

怪談話で一世を風靡した稲川淳二もイジられ役のイメージがあるが……。

「稲川さんは工業高校時代はバリバリの不良だったそうです。相手が大人のチンピラだろうが、喧嘩をしていた。幼なじみの安岡力也をして、『アイツはキレたらヤバい』と言わしめたほどです」(前出・B氏)

心霊よりも、キレた自分自身のほうが恐ろしいのかもしれない。

 

元不良という点では、俳優の岸谷五朗もそうだ。

「高校時代はリーゼントで外見はとにかくおっかない。顔がデカイから相手もビビる。東京・多摩地区の『小平愚連隊』の番格で、暴走族の集会にも参加していた。正義感が強くて、周囲からは一目置かれていましたよ」(岸谷を知る地元住民)

そのほかにもじつは格闘技の心得があるという芸能人は数多い。『半沢直樹』でブレイクした俳優の木下ほうかは、正道会館空手初段で、キックボクシングのジムにも通っている本格派。

演歌歌手では山川豊はプロボクサーのライセンスも所有する。名門・ワタナベジムにずっと通いつづけて、いまはトレーナーも務めている。

お笑いコンビ「ドランクドラゴン」の鈴木拓はブラジリアン柔術をはじめとして格闘技歴が20年。番組の企画で格闘家、ニコラス・ペタスの門下生2人に勝利している。

「キャイ~ン」のウド鈴木は柔道の有段者。先輩芸人である出川哲朗を守るために、一人でチーマー軍団に立ち向かっていくなど度胸がある。

格闘技通のなかで、A氏は橋幸夫を推す。

「橋さんは、中学高校時代は空手、ボクシング、柔道を習っていた格闘技マニア。コンサートで軍刀を持った男が客席から乱入し、切りかかってきたことがあったんです。それを橋さんは冷静に避け、両手でグッと刃を押さえて、暴漢は身動きがとれなくなった。相当な修羅場をくぐってきたのだと思います」(A氏)