芸能界「ケンカ最強」は誰だ!証言、資料で検証

すごい男たちがいるもんだ…
週刊現代 プロフィール

腕相撲で大関に勝つ

では、アクション俳優は強いのか。まず頭に浮かぶのは、ジャパンアクションクラブ(JAC)を主宰した千葉真一であろう。千葉は極真空手の黎明期の門下生で4段の腕前だ。

「あの大山倍達総裁が『千葉ちゃんは強い』と認めていました。弱いはずがないよ」(俳優仲間)

千葉の弟子のなかでの注目は、志穂美悦子である。格闘技や芸能界に詳しいライターの鈴木ユーリ氏はこう語る。

「志穂美は千葉真一の秘蔵っ子です。空手の有段者で、夫である長渕剛が体を鍛えるようになったキッカケは、『彼女にボコられたから』と言われている。

長渕の亭主関白ぶりに志穂美はずっと耐えていたが、あるとき、我慢の限界で自慢のハイキックを繰り出し、一発でKOしたとか。千葉真一は『そのとき、彼女から電話があった』と証言をしています」

若手アクション俳優のステゴロマスターとして名が挙がったのが、ジャニーズ事務所に所属する「V6」の岡田准一だ。彼は'07年のドラマ『SP』(フジテレビ)の出演をきっかけに身体を鍛えに鍛えている。

「彼は170cm弱と小柄ですが、ブルース・リーが創始した武道『ジークンドー』、フィリピン武術『カリ』、総合格闘術『USA修斗』の3つの格闘技を習っているんです。

それぞれ10年のキャリアを誇り、3つともインストラクターとして認定を受けるまで修得しています」(A氏)

芸能界には見るからに強くて、本当に強いというオトコもたくさんいる。なかでも関西最強と呼ばれるのが、オール巨人だ。身長184cmと大柄のうえ、柔道の有段者。自宅の地下室にはトレーニングルームを完備している。

「リンゴを片手で握りつぶす、雑巾を絞ったら雑巾が千切れたという伝説を本人が本当だと認めています。あるパーティで行われた腕相撲大会で、元大関・若嶋津(現・二所ノ関親方)を倒して優勝したこともあるとか。

20年ほど前ですが、後輩芸人であるトミーズ雅と飲み屋で喧嘩になりかけたことがありました。雅は元ボクシング日本ジュニアミドル級1位。もし殴り合いが始まれば、少なくとも吉本興業最強は決まっていたでしょうね」(在阪テレビ局社員)

 

筋力という点において、草野仁の肉体は群を抜いている。身長は170cmほどだが、胸囲120cm。剣道二段で、高校時代は陸上部に所属し100mを11秒2。

東京大学時代には地元の長崎で相撲の国体県代表選出大会に出場。体重130kgの前年優勝者を投げ飛ばして優勝している。

「NHK時代には関西大学のレスリング部に体験取材で訪れた際、実戦形式で試合を行い、現役選手にフォール勝ちした逸話を持っています」(A氏)

いま芸能界ステゴロ最強にもっとも近いのが、身長190cmの実力派俳優、宇梶剛士だろう。宇梶は高校の野球部を暴行事件を起こして退部した後、暴走族に入って、喧嘩では負け知らず。

17歳のときに、構成員2000人を誇った伝説の暴走族「ブラックエンペラー」の7代目総長に任命される。闘いは素手が信条。800対1でも怯むことなく向かっていったという。

宇梶はインタビューで当時をこう振り返っている。

「ワァーッと来たヤツを7~8人バチンバチンとやっていると敵は2人減り、4人減りと群衆心理で逃げていくんだ」

藤岡弘、を忘れてはいけない。身長180cm、体重84kg。筋肉の塊である。柔道三段、空手初段、抜刀道四段、小太刀護身術四段、居合道初段などを取得。このほか手裏剣、槍、棒術、銃の鍛練も行っている。もはや俳優というより武道家だ。