カリスマ副社長が就活生に教える「お金の稼ぎ方」

他企業に就活する学生に伝えたいこと
大久保 伸隆 プロフィール

大事マンブラザースが一番大事していること

「某テレビ局の『しくじり先生』という番組に、大事マンブラザースが出て、『負けないこと』について歌ったけど、売れなくなって、何が一番大事かわからなくなった』、そして、『結局、一番大事なのは、何が自分にとって一番大事なのか、考えることでした』と言っていました。

 

負けないことも、信じ抜くことも、正解かもしれないし、正解ではないかもしれない。価値観が多様化するということは、正解が一つではなくなるということ。そして、正しい答えの代わりに必要になるのが、納得のいく選択です。自分の選択に納得するためには、問題にちゃんと向き合って、考える必要がある。

お金についても同じで、貯金がダメというのではなく、貯金がベストかどうか、考えてみたのかと。まずはお金と正面から向き合って、自分の付き合い方を自覚し、自分の言葉で話せるようになるのが、ツカラボのゴールです」

ツカラボでは、お金との向き合い方は、どう稼ぐか、どう貯めるか、どう使うか、どう増やすかの4つあると、紹介するところから始めている。

「『どう稼ぐか』とは、『どこのマーケットで稼ぐか』『何をして稼ぐか』『どれくらい稼ぎたいか』です。当たり前のように始まる就職活動も、起業、フリー、会社員の選択肢から会社で稼ぐと決めた、自分の意思によるもののはず。自分の意思で業界を選び、会社を選んでいると自覚していれば、ブラックと呼ばれる企業なんて、選ぶわけないんです。

なのに、ブラック企業があり続けるのは、もちろん経営者の人格に寄るところが大きいけど、そこの商品を買う消費者と、そこに入社する人間がいるからとも言える。だから、そんな会社をうっかり選ぶことにならないよう、何をもってブラックと呼ぶのかについても考えさせています。

ツカラボも始めた当初は、就活ありきで、業界研究、企業研究、四季報の読み方を中心にやっていましたが、現在は手当たり次第にES(エントリーシート)を出す前にどこのマーケットに入り、何の仕事をして、どれくらい稼ぎたいのか、人材市場には実は年収の高低を分けている「年収の壁」というものがあって、とにかく稼ぎたいというのであれば、壁の存在と、それを乗り越える手立てが何かを知っておこう、という話から始めています」。