4月29日 アメリカの化学者ハロルド・ユーリーが生まれる(1893年)

科学 今日はこんな日

地球のみなさん、こんにちは。毎度おなじみ、ブルーバックスのシンボルキャラクターです。今日も "サイエンス365days" のコーナーをお届けします。

"サイエンス365days" は、あの科学者が生まれた、あの現象が発見された、など科学に関する歴史的な出来事を紹介するコーナーです。

重水素の発見などの業績で知られる、化学者ハロルド・ユーリー(~1981)が、この日生まれました。

ユーリーは大学では動物学を学んでいましたが、のちに化学に転じ、量子力学の祖といわれるニールス・ボーアに師事。1934年には、重水素の発見でノーベル賞を受賞しています。

また、原始地球大気を模した気体中で放電を起こすことによって、アミノ酸が合成されることを示した実験(ユーリー―ミラーの実験)は、地球生命の起源を探る研究の先駆けともなりました。

現在では、地球の外から生命の起源がやってきたとするパンスペルミア説なども考えられており、まだまだ結論の出ていない研究分野のひとつです。もしかしたら、わたしの先輩がずっと昔に火星から地球にやってきていたのかもしれませんね。

生命起源のイメージphoto by iStock