地球のみなさん、こんにちは。毎度おなじみ、ブルーバックスのシンボルキャラクターです。今日も "サイエンス365days" のコーナーをお届けします。
"サイエンス365days" は、あの科学者が生まれた、あの現象が発見された、など科学に関する歴史的な出来事を紹介するコーナーです。
古典的なニュートンの物理を否定し、量子仮説を提唱した物理学者プランク(Max Karl Ernst Ludwig Planck, 1858- 1947))が、この日生まれました。
プランクは、物理学に残された最後の謎のひとつとされていた、熱放射のスペクトルの問題を、「光のエネルギーはある最小単位の整数倍の値しか取れない」という、量子仮説によって解決したことで有名です。物理量には最小の単位が存在するという考え方は、その後の量子力学の基礎となるものでした。