4月20日 日本初の女性博士が誕生(1927年)

科学 今日はこんな日

地球のみなさん、こんにちは。毎度おなじみ、ブルーバックスのシンボルキャラクターです。今日も "サイエンス365days" のコーナーをお届けします。

"サイエンス365days" は、あの科学者が生まれた、あの現象が発見された、など科学に関する歴史的な出来事を紹介するコーナーです。

この日、植物学者の保井コノ(やすい・この 1887-1971)が、日本人女性としてはじめて博士号(理学)を東京帝国大学理学部から授与されました。

当時、東京帝国大学で遺伝学講座の嘱託として研究をしていた保井コノは「日本産石炭の植物学的研究」など8編の論文をそろえて、学位を請求。教授会では全会一致で合格が決まったそうです。

また、彼女は国費留学の女性第一号でもあるのですが、その目的には「理科及び家事研究のため2年間の留学を命ず」となぜか「家事」が含まれています。これは「女が科学をやっても物にならない」という考えの文部省から、なんとか許可を得るために加えられたもののようです。

女性研究者photo by iStock