難関大学合格者急増!富山・奇跡の学校の「頭のいい子の育て方」

開校10年の今年、東大理Ⅲに2名合格
週刊現代 プロフィール

来春には小学校も開設

なお、学費は年間約60万円、寮は食費や光熱費込みで年間約100万円。そのほかに別途、教材費や模試の費用、海外研修の積立金が必要だ。

学費に見合うだけの合格実績を確保することにどの学校経営者も頭を悩ませている。

だが、高い目標を掲げさせれば解決できる――そう片山理事長は言う。目標は、「真のエリート」の養成だ。

「これからの日本は、若い子が国際的なリーダーとして通用するために、どう育てるかが重要になってきます。そのために、ディスカッションも活発に行っています。

北朝鮮や自衛隊の日報隠蔽といった時事問題についても議論させる。自分が総理大臣だったら、物事を隠し立てせずにどのように答弁するかといったことも話し合わせます」

 

片山理事長の夢は大きい。そして、学園のスローガンは「夢は叶う!」だ。自ら範を示すために、理事長自身にはこれから叶えるべき夢がある。

「今から20年前、一度学校を作ろうとして挫折しました。前例がなく、資金力が足りなかったためです。世の中はこんなに無慈悲なものかと泣きましたよ。

でも、学習塾をやっていたときから、小中高大一貫教育の学校を作りたいという夢を諦めませんでした。

来春には富山県射水市に私立小学校を開設します。私はいま68歳。75歳で初めて小学校の卒業生を見るわけですから、そこから10年で大学を作って85歳。長生きしないといけませんね」

東大合格はあくまで結果論。「頭のいい子」は、夢に向かって努力することで育っていくのだ。

「週刊現代」2018年4月21日号より