寝る前のノンアルコール・ビールで「ひどいイビキ」が治った

即効性バツグンの方法が続々 
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軽く押すだけでいびきが改善できるツボもある。いびきには気道が狭くなることによって起こる口いびきと、鼻づまりによって一時的に発生する鼻いびきの2つがあり、それぞれに効くツボがある。

口いびきに効果的なのが人迎というツボだ(下のイラスト左参照)。中野坂上治療院院長の古賀直樹氏が説明する。

「人迎は喉の筋肉を温めてくれるツボです。場所は喉仏から親指2本分両外側の、動脈がドクンドクンと脈打つところ。

デリケートな場所なので、親指と人差し指で軽く70~80回くらい左右に揺するように刺激します」

鼻いびきに効くのが上星というツボだ(下のイラスト右参照)。このツボは花粉症にも効果があり、鼻づまりで寝られない人にもおすすめだ。

「上星は鼻づまりを改善し、呼吸をスムーズにしてくれます。場所は顔の左右の中心、髪の生え際から親指1本分上のところ。中指でグリグリと20~30秒押して刺激します。」(古賀氏)

また上星は針治療も可能。旅行などどうしてもいびきをかきたくないなら、その前に針を打つのも有効な対策のひとつだ。

副交感神経を優位に導くという点では就寝前の入浴にも気を配りたい。

「入浴はぬるま湯(38~40度)に入るのが良い。お風呂に入るとのぼせ気味になってなかなか寝付けないという方は多くいらっしゃいますが、この対策としては、水を口に含みながらお風呂に入るのが効果的。のぼせや火照りを防ぐことができます。基本はぬるま湯に15分ほど、肩まで浸かってください。

またお風呂に入るのは就寝の1~2時間前が理想です」(前出・三橋氏)

炭酸タイプの入浴剤を使うのもおすすめだ。保温効果が高まり、いびきをかきにくくなるという。

旅行先では温泉のお湯が熱いケースも多々ある。こういう場合には、普段より入浴を少し早め、就寝の2時間以上前に風呂に入るとよい。

 

また手足を温めると熟睡でき、いびきの防止になる。

「最近は足を温めるためのレッグウォーマーが注目されています。膝から足首まで覆う防寒具でふくらはぎを温め、穿くだけで血行が改善できます。冷え性の女性がよく穿いていますが、黒やグレーのものもあり、男性でも使いやすい」(前出・白濱氏)

ただし、普通の靴下は締め付けが強く、血流を悪くするため履いたまま寝るのはよくない。

部屋の湿度にも注意が必要だ。ホテルの部屋は乾燥しがち。鼻がつまって寝苦しいのはいびきをかきやすい環境である証拠だ。なるべく湿度を高く保つことが重要。

「ホテルであれば、浴室のドアをちょっと開けて、浴槽にほんの少しお湯をためておくと加湿器代わりになります。洗面台にお湯をためてタオルを浸しておいてもいい」(白濱氏)