小泉進次郎、37歳にもなって「貯金ゼロ」ってホント…?

夜は居酒屋で割り勘が基本
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父の教え

だが、ここまでカネに恵まれていて、預金がゼロとはどういうわけか。父の代から「金庫番」を務める鍋倉正樹氏を横須賀の事務所に訪ねたが、「うちは取材を受けないことで有名だから」と答えるばかり。前出の代議士が代わって説明する。

「預貯金がゼロと言っても、普通預金の残高は公開する義務がありません。普通預金口座に歳費などを預金しているのでしょう。不動産や車がないのも、政治団体の資金でまわせているからです」

 

3政治団体で、1年間の収入から支出を引いた額は翌年に繰り越しされる。現在、繰り越しの総額は1億6561万円。進次郎は、この「貯金」を自由に政治資金として利用することができるわけだ。

「文書通信費も余っているくらいじゃないかな。毎週末は、被災地をはじめとして、全国を飛び回っていますが、費用のほとんどは自腹です」(同)

地元・横須賀の農家の小林精治氏が語る。

「突然、『三崎にいるから、今から寄るよ』って電話してきて、年に5回くらいは寄ってくれるね。お茶を飲んで、ゆっくりしていってくれる。長靴を買ってきてイチゴやキャベツを植えていってくれたのは忘れられないよ」

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カネの心配もせずに、獅子奮迅の政治活動に専念できるのだ。それを可能にするもう一つの理由には、独身を貫くライフスタイルもあるだろう。

3年前、復興政務官時代の元部下との「密会」を一度撮影されたくらいで、女性の影は今も見えない。背景には、父のアドバイスがあったというのは、自民党長老だ。

「'09年、進次郎が初当選したとき、純一郎さんがこう言ったんだ。『10年は結婚する必要はない。急がずに、しっかりと仕事に専念しなさい』とね。若くして結婚し、離婚することになった純一郎さんは、自分の失敗を糧にしてほしいと諭した」

2人は毎晩のように携帯で連絡を取り合う仲だ。

「活動は、すべて歳費で賄え。利権とかカネのからむことには、絶対に関わらないようにしろ」

父はこう口を酸っぱくして言っているという。

間もなく、進次郎は初当選から10年になる。天下取りも嫁取りも、いよいよ現実的なものになるかもしれない。
(文中一部敬称略)

「週刊現代」2018年4月21日号より