「別荘の管理人」は意外に収入のいい仕事だった

重労働ではありますが…
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駐車監視員は安定の高収入

優雅なイメージがある別荘地の管理人。だが、実態は意外にも重労働だ。しかし、その分収入も高い。

ハローワークやネットの求人サイトに募集を出していて、時給は800~1100円が一般的。毎回別荘に通い一日6時間、週に4~5日働く人が多い。月収は10万~15万円。

軽井沢、葉山、鎌倉にある別荘の管理事業を行う「株式会社ワタベアンドカンパニー」の担当者は言う。

「弊社の場合、ひとつの別荘の管理を一人の方がすべて請け負うかたちではありません。オーナーさまのご来荘前の掃除、外回りの草刈り、技術がある方であれば設備の修繕など、さまざまな業務がありますが、応募者の適性を見て割り振ります。

夢を見ている方(別荘地で楽な仕事をしたいなど)もいらっしゃるのですが、力仕事が多いのが現実です。実際の業務内容を伝えると、『想像と違った』と言う人もいます。ただ、退職後も稼ぎたい人にとっては、魅力的な仕事だと思います」

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みどりのチョッキを着け、駐車違反を取り締まる駐車監視員も、高齢者にとって安定した収入を得ることができる働き口の一つだ。

まず、駐車監視員になるためには、各都道府県の公安委員会が実施する2日間の講習を受講したのち、筆記試験に合格し「駐車監視員資格」を取得する必要がある。

駐車監視員は民間に委託されているので、シンテイ警備株式会社などの警備会社に雇用されることになる。募集は随時、求人情報誌などで行っている。

日給1万~2万円が相場。ちなみに、交通違反をたくさん検挙すれば収入が上がるわけではない。

勤務中に違反者とトラブルになることも珍しくないが、駐車監視員は「みなし公務員」として扱われるため、相手が業務を妨害してきた際には、公務執行妨害で逮捕することができる。

 

コンサートやプロ野球の観戦チケット販売に並ぶ行列の順番待ち代行も、意外に稼げる。

ネットで検索すれば、いくつか会社が出てくるので、そこに登録すれば業務の依頼が来る。

収入は一回につき6000~1万4000円と幅がある。拘束時間が10時間以上になることもあるが、基本は待つだけなので、おカネがモチベーションになる人は検討してみる価値がある。

「週刊現代」2018年4月21日号より