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警視庁23歳の美人巡査がヤクザに惚れてすべてを失うまで

新宿署の「ともちん」と呼ばれて

父も警官の厳格な家庭

出会いは取調室の中だった。窓のない狭い部屋の中で向き合う二人。一目惚れしたのは女のほうだった。

「見習い」として取り調べに立ち会った女性巡査は、男の威圧するような鋭い目に動くことができなくなった。2017年、季節は夏。

二人の関係が発覚したのはそれから約半年後のこと。3月19日、交際していた住吉会系暴力団組員の男に捜査情報を漏らしたとして、新宿署の女性巡査T子(23歳)が書類送検された。

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警視庁は停職6ヵ月の懲戒処分とし、T子は同日付で依願退職している。

そもそも二人はなぜ交際することになったのか。当時、T子は留置管理課に所属していたが、かねてより組織犯罪対策課への配属を希望しており、昨年7月から「見習い」として組織犯罪対策課の捜査の講習を受けていた。

「23歳で新宿署という大規模署の組対の見習いを認められたのは、将来を嘱望されていたからです。

T子の父親は警視庁生活安全部生活経済課の現職警部。キャリアではありませんが、生活経済課は生安部の花形部署です。父親が『デキる』捜査員だということもあり期待されていたのでしょう」(全国紙社会部記者)