4月3日 ファーブル激励会(1910年)

科学 今日はこんな日

地球のみなさん、こんにちは。毎度おなじみ、ブルーバックスのシンボルキャラクターです。今日も "サイエンス365days" のコーナーをお届けします。

"サイエンス365days" は、あの科学者が生まれた、あの現象が発見された、など科学に関する歴史的な出来事を紹介するコーナーです。

フランスの博物学者ファーブルを貧窮から救おうと、哲学者ベルクソン、政治家ポアンカレ、劇作家ロスタン、作家ロラン、おなじく作家メーテルリンクなどが「感謝の会」を開きました。

ファーブルは87歳となったこの年、21年間とりくんできた労作『昆虫記』の最終巻となる第10巻を完成させていました。「感謝の会」は、『昆虫記』が売れず、貧窮したファーブルを助けるために行われましたが、実はそれほど、苦しい生活を送っていたわけではなかったとも言われています。

ちなみにファーブルがお金に困って生涯で一度だけ借金をした相手はイギリスの思想家ジョン・スチュアート・ミルだったそうです。すごい人たちと知り合いだったんですねえ。そういえばダーウィンも『昆虫記』を賞賛していましたが、一方でファーブルは、ダーウィンの進化論に一貫して反対していました。