〔PHOTO〕立木義浩
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苦節10年「黒胡椒の燻製」が世界的バーマンに認められた日

タリスカー・ゴールデンアワー第12回(後編)

提供:MHD

⇒前編【いま明かされる「タリスカースパイシーハイボール」誕生秘話

(構成:島地勝彦、撮影:立木義浩)

シマジ: ところで栗生社長は、大学を卒業してから燻製一筋できたんですか?

栗生: 大学を卒業してはじめに就職したのは、宇宙技術開発という会社でした。自分も宇宙に行けるのかなと夢を持って入ったんですが、体重が重くてダメだとわかったとき、さっさと辞めました(笑)。

シマジ: それから腰を据えて燻製一筋ですか。

栗生: いえいえ。それからコンピュータ会社に転職しまして、しばらく経って独立して、ソフトウェアを作る自分の会社を立ち上げました。

ヒノ: え!? ということはIT屋さんのあとで燻製工房を立ち上げたんですか。いったいなにがあったんですか?

栗生: 2008年のリーマンショックでITの仕事が激減してしまったんです。それで従業員が余ってしまい、なにかほかの仕事をさせなくてはどうにもならなくなり、大好きだった燻製作りの仕事をはじめたわけです。

シマジ: その自分で立ち上げたコンピュータ会社ですが、いちばん多いときの従業員数は何人くらいだったんですか?

栗生: いちばんイケてたころは50人いました。

シマジ: わたしも集英社の子会社の社長を10年間やったことがありますが、50人を喰わせるのは大変なことですよね。

栗生: そうですね。借金まみれになりました。いまでもそのときの借金が残っていますよ。だから死にもの狂いで燻製を作って返しています。

ボブ: 燻しながら返しているんですか。

栗生: はい。なんとか煙に巻こうと思って(笑)。

一同: アッハッハッハ。

シマジ: それで手を変え品を変えいろんなものを燻しているんですね。ちなみに、いま従業員は何人くらいいるんですか?

栗生: いまはITのほうが9人で、燻製のほうが大阪に2人、先程ここにきた女の子が1人、あと、わたしを入れて計13人です。あとはその時その時でアルバイトにきてもらっています。

燻製はとにかく時間がかかって大変なんですが、作ったら作ったで、今度はそれをパッキングするのが一苦労なんです。

みなさん、せっかくですからそこにあるレーズンバターの燻製をつまみながら飲んでください。横のチーズとナッツもけっこうイケます。

ヒノ: そうそう、ボブさんにあおられて、どうしても燻製レーズンバターを食べたいなと、さっきから思っていたところんでした。いただきます。

シマジ: わたしもいただきます。うーん、なるほど。これは美味しい! この塩味が抜群ですね。

ボブ: 普通のレーズンバターよりもコクがありますよね。塩も燻製しているんですよ。

栗生: みなさん、このダクトをご覧ください。まずは温かい煙が出てきますよね。その煙がこのダクトを通過している間に冷めて、そしてそれをこの燻製器の下から入れて、再び吸い出すんです。そうすると中が10度ぐらいの温度になって、冷燻が出来る仕組みになっています。

つまり、バターは冷燻、レーズンは温燻で別々に仕上げるわけです。レーズンの温燻の温度は55度で6時間燻します。

ボブ: これはまさに栗生社長の職人技です。またレーズンバターとタリスカースパイシーハイボールがよく合うんですよね。

シマジ: そうだ。今度伊勢丹サロン・ド・シマジのバーに特製つまみとして栗生さんの作ったレーズンバターをおきましょうか。

ボブ: それはいいアイデアです。これがあれば、サロン・ド・シマジで売り出し中のタリスカー1パイントスパイシーハイボールが飛ぶように売れますよ。

ちなみに少し宣伝させていただきますと、現在、弊社では「タリスカースパイシーハイボールキャンペーン」を開催中です。タリスカーを1本お買い上げごとにもれなく、「黒胡椒の燻製」が、また、計3本お買い上げいただきますと、オリジナルの1パイントハイボールグラスとマドラーをセットで、応募者全員にプレゼントしております。奮ってご応募ください。

⇒https://talisker-online.jp/cp/2018/blackpepper/?pr=5

話は変わりますが、シマジさん、あの世界的に有名なバーマン、チャールズ・シューマンさんがシマジさんに会いにサロン・ド・シマジのバーにこられたそうですね。

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