「Brother Earth」という環境スローガンのもと、ブラザー工業が主催する絶滅動物を知らせるイベントにて 撮影/川柳まさ裕
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子どもと学びたい、絶滅動物を守るために私たちができる5つのこと

キリンやコアラも…100倍速で進む危機

       提供:ブラザー工業

ライオン、ゾウ、キリン、ゴリラ、コアラ、ホッキョクグマ、チンパンジー。一見、動物園の人気動物ランキングに思うかもしれないが、実は、これらはすべて、“絶滅危惧種”に指定されている動物たちだ。

子どもの頃から当たり前に存在していた動物たちが、地球上からいなくなってしまうかもしれない……!! そんな信じられない危機が彼らに訪れていることを、あなたは知っていただろうか? このまま何もしなければ、環境を破壊してきた私たちのせいで、子どもたちの世代で消えてしまう命がこんなにたくさんあるのだ。

キリンが絶滅危惧種に認定された Photo by iStock

でも正直、“絶滅動物”と聞いても、私たちに何ができるのか、具体的なアクションを思いつく人は少ないはずだ。果たして私たちには、一体何ができるのだろうか?

絶滅危惧種が増えるということは、単に「可愛い動物を見ることができなくなる」ということではない。生態系が崩れてしまうとすれば、それは我々人間にも大きな影響があり、未来を担う子どもたちも危険にさらされることになるのだ。つまり、私たちが今からでもできることを「子どもと一緒に知る」ことは、子どもたちが自分の未来を考えることにもつながる。

そこで、“子どもといっしょに考える”という視点で、絶滅危惧種の専門家に話を伺った。さらに、私たちの環境保全への理解をより深めてくれ、「子どもと一緒に学ぶ」イベントの主催も行っている、ブラザー工業が展開する“Brother Earth”という取り組みについても一緒にご紹介しよう。

まさか‼が絶滅リストに入っている現実

「絶滅危惧種というと、珍しい固有種のことだと思っている方も少なくありません。ですが、実は身近な、私たちに馴染み深い動物たちが、絶滅危惧種のリスト(レッドリスト)に加えられています。16年に絶滅危惧種として指定されたのは、キリンコアラトナカイです。キリンもトナカイも約30年でなんと40%近くも減少していることがわかってきました。コアラは地域によってばらつきはありますが、約20年で約30%近く減少しています。」

こう話すのは、世界で絶滅危惧種のリサーチを進めている国際自然保護連合日本委員会(以下IUCN-J)副会長の道家哲平氏だ。

現在、地球上には、約3000万の生物種が存在しているといわれている。その中で、学名がついているものは既知種173万種。絶滅危惧種の基礎資料を作るIUCNでは、既知種の91523種のデータから、25821種を絶滅危惧種に指定した。なんと35%が絶滅種だったことになるのだ。

生態系がここまで変わった原因は「人間」

「絶滅危惧種の調査は、国や研究機関、大学、NGO、セミプロの方の調査などからデータベースを作って作業していくため、地道な作業です。レットリストに載っていない=絶滅危惧種でない、ということではなく、調査データがないというだけです。実は氷山の一角で、まだまだ膨大に存在すると考えられています。

そもそも、地球の上では、人類が進化する前までは、年間100万種あたり絶滅する種は1種以下とされてきました。ところが、20世紀以降は、年間100万種あたり100~1000種が失われていることが明らかになっています。明らかに、地球の生態系を変えているのは、“人間”といえるわけです」(道家氏)

また、日本人にとって食としても身近な、マグロうなぎもレッドリストに入っている。他には、どこの小川にもいたあのメダカさえも、今は絶滅危惧種に指定されてしまった。20~30年前に当たり前であった環境が大きく変わりつつあることを、絶滅危惧種は私たちに問いかけているのだ。