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北朝鮮と極秘接触していた「CIAグループ」その正体

通称は「トラック1.5」

予想通り外交の「主役の座」を奪ったCIA長官

ドナルド・トランプ米大統領は3月13日、ツイッターに、

「マイク・ポンペオCIA長官が我々の新しい国務長官になる。彼はすばらしい仕事をしてくれるだろう! レックス・ティラーソン、奉仕してくれてありがとう!」

と書き込み、ティラーソン国務長官の解任を明らかにした。

一片のツイッターで主要閣僚の交代を告げる、前代未聞の解任劇である。

 

ティラーソン氏は国務長官更迭を予知していたとはいえ、出張先のアフリカで知らされた悔しさからか、13日の帰国後の記者会見ではトランプ大統領への感謝の言葉は一切発しなかった。同氏の無念は想像に難くない。

[写真]ツイッターで解任を公表されたティラーソン国務長官。「感謝の辞」なき会見での表情は硬かった(Photo by GettyImages)ツイッターで解任を公表されたティラーソン国務長官。「感謝の辞」なき会見での表情は硬かった(Photo by GettyImages)

後任の国務長官に指名されたポンペオ米中央情報局(CIA)長官が国務長官に野心を抱き、2月に韓国で開催された平昌冬季五輪開会式に合わせたマイク・ペンス副大統領と北朝鮮の金正恩労働党委員長の妹・金与正党第1副部長との会談を仕掛けたと、筆者は前々号(3日付)で書いている。

傲慢に聞こえるかもしれないが、やっと新聞報道が追い付いてくれたようだ。

「読売新聞」(3月14日付朝刊)が、

《(ポンペオCIA長官は)ペンス副大統領と金与正・党中央委員会第1副部長との会談の調整にもかかわり、米朝首脳会談を巡っても水面下で関与したことから、すでに北朝鮮側と対話のパイプを持っているとの見方もある》

と報じた。

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